『小児科は聴診器ひとつで診療できる』という大先輩の言葉に後押しされて温泉津こどもクリニックは開院しました。クリニック内にあるのは最低限の診療アイテムのみ。血液検査や点滴処置等は原則行っておりません。検査や処置が必要と判断した場合は近隣の病院へとご紹介させて頂きます。どうぞご了承下さい。
急な発熱や不機嫌、長引く咳や下痢、何となく元気がないなど、お子さまの不調を診察します。
運動発達の遅れ、言葉の発達の遅れ、社会性や行動面の発達の遅れ、発達障害(ASD、ADHDなど)などの診察を行います。
初診45分、再診30分
※診察日時が他の外来と異なりますのでご注意ください
首が座っているのかな?肌が荒れて中々治らない…、睡眠リズムがつかないな…、うちの子の発達は大丈夫?などなど、お子さまに関する心配事を何でもご相談下さい。
十分な診察時間を確保するために、勝手ながら原則予約制とさせて頂いております。まずはお電話またはお問い合わせフォームにてご連絡下さい。
当日予約も可能です。当日診察をご希望の場合は、お電話でのご連絡をお願いします。
シーツを洗った。
物干し場に出て、洗い上がったシーツを物干し竿いっぱいに干す。
快晴の空から照りつける朝の陽光に白いシーツ。満足して一旦離れた。
再び物干場に来たとき、しっかり広げて干したシーツが寄ってしまっていた。洗濯ばさみの止めが甘かったよう。物干場に出てシーツを広げる。
ん?あれは何だ?ふと軒に目が行った。よく見ると小さな蜂の巣と蜂が一匹。
蜂は動かない。蜂の巣は3㌢ほど。
あの蜂は死んでいるのだろうか?微動だにしない蜂。これはお亡くなりになっているのだと結論して去る。
そろそろシーツは乾いただろうか?物干し場へと向かった。
サッシを開けたときブーンと音がした。蜂の巣に目をやったら蜂が二匹!二匹とも動いている。どうやらせっせと巣を作っている様子。お亡くなりになっていたのではなかった。
しげしげと観察してみる。顔付きの悪い二匹の蜂。何となく危ない感じがする。
う~む、どうする?
知人のMさんに対処法を訪ねつつネット検索。蜂の巣駆除に関する、適当なサイトを見付けて読む。
蜂の巣の形から、あの蜂はあしながばちと推察された。すずめばちほど凶暴ではないが危ないとある。
対処法としては「業者に依頼」、もしくは「自分で何とかする」の二択。15㌢以下の巣であれば対処出来なくはないらしい。
知人Aさんにも顛末を相談したところ、家には蜂退治のスプレーを常備していると言う。どうやらよくある話らしい。更には蜂の巣を再び作らせないスプレーもあるのだとか。
そんなものがあるのかと驚いていると、「田舎の裏事情だよね」とAさん。
迷った末、Mさんに見てもらってからどうするか決めることにする。ただしMさんは出張中で戻りは明後日になるという。
せっせと巣を大きくする二匹のあしながばち(恐らく)。今日、明日、明後日でどのくらい大きくなるのだろうか?
思考が蜂の巣に取られてしまい、そわそわと落ち着かない。
落ち着かないが仕方ない。気になっていた他の案件に着手する。草刈り、食器を洗う、ピアノを弾く、など。
何だか気分がすっきりして物干場へ向かう。
まずは屋内から物干場の蜂の巣を確認する。あれ?無い?いや、そんなはずはない。ここからは見えないだけだ。
場所を移動する。ん?やはり蜂の巣がない?さっきここからは観察出来たのだが。
サッシを開けて頭を出し、軒を見上げる。やはり無い!幻だったのか?まさか。ふと物干場の床を見ると小さな蜂の巣が転がっていた。蜂はいない。
何故?何が起きた?蜂はもう戻って来ないのか?この蜂の巣はどうしたら?
とりあえず一晩放置することにした。明日確認して大丈夫そうなら、明後日のごみの日に出そう。
いや、しかし不思議。何故に?
まぁともあれよかった。明日も洗濯物を外に干せる。