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Yunotsu Kodomo Note
2026.05.16 - 8:19 PM Yunotsu Kodomo Note

あたまの形⑥

こんばんは。

今日は頭の形のお話会シリーズ、

第6回目をお届けします。

頭の形の、

なぜ?

どうなる?

どうしたら?

という流れで進めています。

今回も頭の形のどうしたら?

どの程度までなら様子見でいいのか?(変形の度合い)

についてお伝えしようと思います。

第 1~ 3回で、お伝えしましたように

頭がずっと同じ部位で床に接していると、

そこにばかり重さがかかってしまい、

変形が進んで行くということでした。

例えば、

右の向き癖があった場合には、

床と接している右の後頭部が

扁平になっていきますね。

そして、

何とかして頭を大きくしたい赤ちゃんは、

床と接していない方向へと頭を大きくしていく。

例えば、右の向き癖があった場合は、

右の後頭部を大きくできないので、

右の前頭部の方向、

つまり額の方向を大きくするのでした。

変形の程度に関して、

Argenta分類というものがあります。

これは、

重症度を見た目で判断することが出来る

という分類です。

具体的には、

タイプ1は、向き癖のある側の

後頭部が扁平になっています。

そして同じ側の耳が押されて

位置が少し前へとずれている状態です。

軽度の変形といえます。

タイプ2では、後頭部が扁平になっていて、

かつ耳の前方への変位が

反対側の耳の位置と比べて、

1cmを超えるという状態です。

中程度となります。

では、

タイプ3はどういう状態かというと、

後頭部が扁平になっていて、

耳の位置の変位も 1cm以上ある。

さらに、

向き癖のある側のおでこが前へ出てくる

ということが起きている状態です。

重度になってきます。

そして、タイプ4になると、

タイプ3の状態に加えて

頬骨も前へと出てきます。

顔の非対称性が出て来るのですね。

超重度と考えられます。

さらに、タイプ5では、

向き癖のある側と反対側の後頭部も突出する

という状態です。

こちらも超重度と考えられます。

向き癖が強くて、

同じ部位ばかり床に接している状態が長いほど、

赤ちゃんの頭の真上、てっぺんから見た時の

頭の変形の度合いが、どんどんと進んでいきます。

例えば、右向き癖の場合は、

右後頭部が平坦、

右の耳が前へ変位、

右の額が突出、

左後頭部も突出するので、

菱形に近い形になります。

4ヶ月頃を過ぎて、

寝返りをするようになっても、

変形の度合いが強ければ強いほど、

変形は残りやすいということがあります。

じゃあ、受診した方がいいのか?

ということですが、

ここで、頭の形で専門の科への受診を検討する

ひとつの目安をお伝えしたいと思います。

その目安とは?

追視が出来るかどうか?

なんですね。

4か月健診では、

追視が重要なチェック項目のひとつです。

赤ちゃんをゴロンと仰向きに寝かせて、

真上を向いてもらった状態で、

ガラガラやお人形などを見せます。

赤ちゃんが注目しているのを確認して、

ゆっくり左右に動かしていきます。

4ヶ月の時には、

目だけで追うことは基本的にはしません。

赤ちゃんはガラガラを目で追って、

顔ごと動かすんですね。

右の方へと動かすと、

赤ちゃんも右の方を向く。

一旦、真ん中に戻すと、

しっかりと追って、真上を向く。

今度は反対側の左へとゆっくり動かすと、

赤ちゃんは左を向く。

そして真ん中に戻すと、

また追ってくる。

このように、

ガラガラの動きと、目と顔の動きが一致して、

右向いたり、左向いたり、正面向いたり

としてくれます。

ところが、

向き癖があって、頭の変形が強いと、

これが難しくなるんです。

例えば、

右に強い向き癖があって、

頭の変形がクラス4や5の場合です。

(クラス4は右の後頭部が扁平、右のおでこが突出。

クラス5はさらに右側の頬骨と左側の後頭部が突出)

まず真上を向いてもらいます。

しっかり注目しているのを確認して、

右に動かすとすると、

右へは上手に追視してくれます。

またゆっくり正中まで戻すと

正中までは向き直ります。

けれど、

向き癖と反対側の左へと動かした時に、

追視しようとしてくれるものの、

目でしか追えない、

という状態になることがあります。

目で追って、頭も動かそうとするけれど、

左の後頭部の変形が強いので、

左へ向けないんですね。

顔も向けようとするけど、

真上もしくは右側へと

顔の向きが戻ってしまうことがあります。

左向き癖があって変形が強い場合は、

逆ですね。

左は簡単に追視ができるんだけれども、

反対側の右には向けない場合がある。

このように、頭の形が邪魔をしてしまい、

正面から左右90度の位置まで、

しっかりと向くことができない子が、

まれにいます。

体の使い方、動きに

左右差が出ているわけですね。

つまり運動に支障が出る程の、

変形が起きているということになります。

このような状態があると、

どういう影響が出て来る可能性があるのか?

次回、続けて書いていこうと思います。

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました!

Yunotsu Kodomo Note

2026.06.15
てくてくてくてく松江散策

松江を歩いた。

日曜の早朝、家を出る。

松江で開催された

養老孟司先生の講演会に

参加するために。

松江まで車で行くという選択肢もあったが、

今回はそうしなかった。

そうしないために早朝に出たのだった。

日曜日の早い朝の道は空いていた。

出雲に着く。

よかった、間に合う。

7時40分発の列車に乗るために出雲市駅へ。

列車の案内表示を確認する。

おや?

7時51分、米子行きとある。

おかしいな、

私の事前調べでは7時40分発、

9時11分松江着だったのだが。

駅員さんに尋ねる。

7時51分発は何時に松江に着きますか?

えーと、ちょっとお待ち下さいね。

51分発・・・松江は8時34分ですね。

ありがとうございます。

講演会は10時から。

1時間半も前に着くことになる。

次の列車は?

・・・うん、これに乗ったら間に合わない。

そのまま7時51分発に乗ることにした。

列車での移動はいい。

手も足も自由な時間。

車内はゆったりしている。

溜めていたメールを読み、返信する。

あとは、ぼーっと外を眺めた。

山の緑、

田んぼの緑、

家々、

時折湖。

8時34分松江着。

講演会場に直接向かうには早い。

少しブラブラする。

知人がお勧めしてくれた神社まで歩いた。

途中の道で、

随分と前に連れて来てもらった

コーヒー屋さんがあることに気付く。

ピスタチオのシュークリームの

記憶がよみがえる。

神社は静かだった。

ひとり、女性が本殿の前で手を合わせている。

手水を使い、本殿へと向かう。

お賽銭を投げいれ、二礼二拍手一拝。

境内をクルリと回ってから外へ出た。

まだまだ時間はあるが、もう向かおうか。

ブラブラと歩いた。

歩道があって歩きやすい。

何となく風情のある町並み、

小さな水音を立てる小さな川。

ブラブラブラブラ。

こっちで合っているのだろうか?

何となく違う気がしてきた。

前からやって来たスポーツウェアの女性に尋ねる。

すみません、湖はあっちですか?

女性はしばし考えて、

180度逆の方向を指さす。

あっちですね。

えっ?

見当違いの方向に歩いてた?

ありがとうございます。

あと、35分。

間に合うか?

ともかく一旦駅前に戻ろう。

せっせと歩いて松江駅へ。

あと25分。

事前調べでは駅から会場までは徒歩23分。

もう歩いてでは間に合わない。

バスは約12分だったはず。

バス停に向かうが、

はて?何番のバスだったっけ?

セカセカと観光案内所へ。

2番か3番のバスだと教えてもらう。

残り15分。

2番のバス、

は、1分前に出たところだった。

次のバスは10時。

事前調べではタクシーは約7分だった。

もうタクシーしか手段がない。

自分一人なら遅れたって構わないが、

知人と待ち合わせしている。

チケットは私の手元。

タクシー乗り場で待機していた、

タクシーに乗り込んだ。

行き先を告げ、

タクシーが走り出す。

駅前を離れ、右へ左へと曲がる。

ここはさっき歩いた道。

さっき渡った橋。

うんうん、ここまで歩いた。

四つ角でタクシーは

私が選んだ道と真逆の道へと曲がった。

会場前には開演5分前に到着した。

ちょうど知人とバッタリ出くわした。

一緒に会場内に入る。

養老先生の縦横無尽のお話は面白かった。

間に合ってよかった。

15,799歩。

うん、歩くために

わざわざ列車で行った甲斐があった。