こんばんは。
今日は頭の形のお話し会シリーズ
第 7回目をお伝えしようと思います。
昨日はあたまの形のどうなる?で
変形の度合いについてお伝えしました。
変形が強いと、頭の形が邪魔をしてしまい、
追視が難しくなることがある。
つまり運動に支障が出る程の、
変形が起きることがある、
ということでした。
このような状態があると、
どういう影響が生じる可能性があるのか?
ということで、
今回も続けていきたいと思います。
強い向き癖、
例えば右への向き癖があって、
左の後頭部が突出してしまい、
左を向くのが難しい
という状態になると?
顔は、基本的に右を向いている、
ことになりますね。
そうすると、
どういう影響が考えられるのか?
ひとつに正中軸がずれる可能性が考えられます。
正中軸というのは、体の真ん中のラインです。
頭のてっぺんからお尻までを貫くラインですね。
これは体を自在に動かすためには、大事なんですね。
それにボディイメージ(身体図式)のムラが
生じる可能性も考えられます。
身体図式は
自分の体がどうなっているのかを
把握するための図になります。
生後3~4か月くらいになると
自分の手をしげしげと眺めたり、
触ったり、
舐めたりしますよね?
そうすることで脳内に図式を
作っていると考えられています。
正中軸のズレ、身体図式のムラ。
結果として、
体の使い方に左右差が出てきたり、
不器用さが出てくる可能性が考えられます。
さらに股関節形成不全が
生じる可能性もあります。
向き癖がある場合、
体全体も片側を向きがちになります。
そうすると、
向いている側の足はしっかりと開く一方で
反対側の足は立ち気味になってしまいます。
結果として、
股関節の開き方に左右差が出て、
形成不全に繋がるということがあります。
このように向き癖が強くて、
結果的に頭の変形が強く出てしまった場合に、
全体的な影響が出る可能性が考えられます。
では、この全体的な影響、
これは発達にも影響するのか?
というところが、
気になってくるかも知れません。
頭の変形とその後の発達を
長期フォローした研究があります。
結果は、
乳児期に運動発達が遅れがちとなる、
体の動きに左右差がみられることがある、
でした。
ただし、その後の研究で
3歳頃までには追いつくことが
明らかとなっています。
運動発達の遅れが見られても、
いずれ追いついてくる。
ずっと出来ないまま、
ではないのですね。
ここから、さらに長期的な結果、
大人になった時に影響が残っているのか?
ということをお伝えしたいと思います。
どうでしょう?
何か影響があると思われますか?
大人になってからも
頭の形を気にされている方は
ほとんどいない印象です。
では身体全体に関してはどうか、
というと?
影響が残る可能性があるんですね。
例えば、
眼鏡がズレる
頭痛、
肩こり、
顔のゆがみ、
嚙み合わせが悪い、
リュックサックがずれる、
股関節症
など、
頭の変形が全体的な姿勢に影響して、
あちらこちらに症状が出ることがあります。
生活に大きな支障が出る
という訳ではないものの、
ちょっとした困り感ですね。
実際、私も右の向き癖があって、
噛み合わせの問題や、左側の頭痛など
があったりします。
ただ、それらのトラブルが意識できると、
自分で姿勢や体の使い方に気を付ける、
整体などに通って整えてもらう、
など対処していくことも出来ます。
自覚があれば、
自分でセルフケアをすることもできるので、
長期的な影響はあるものの、
生活に支障をきたすような
大きな問題にはならない
のではないと思います。
前回、今回とちょっと、
え~っ!?と思われるような内容だった
かも知れませんね。
ただ、第4回でお伝えしたように、
2歳時点で変形がみられたのは3.3%でした。
他の研究でも数%です。
ですので、
追視が難しいくらいの変形自体が、
そもそも少ない、
ということが言えるかなと思います。
それに、
変形が影響して、
乳児期に運動発達の遅れが見られても、
いずれ追いついていきます。
先ほど書いたように
私自身も右向き癖の影響が体にありますが、
右左どちらも寝返りは可能です。
運動機能に特に問題もありません。
強い変形はない方がよいでしょうが、
あったからと言って
日常生活が困るような、
大きなトラブルが起きる訳でもない
と言えそうですね。
では、今日はここで終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
松江を歩いた。
日曜の早朝、家を出る。
松江で開催された
養老孟司先生の講演会に
参加するために。
松江まで車で行くという選択肢もあったが、
今回はそうしなかった。
そうしないために早朝に出たのだった。
日曜日の早い朝の道は空いていた。
出雲に着く。
よかった、間に合う。
7時40分発の列車に乗るために出雲市駅へ。
列車の案内表示を確認する。
おや?
7時51分、米子行きとある。
おかしいな、
私の事前調べでは7時40分発、
9時11分松江着だったのだが。
駅員さんに尋ねる。
7時51分発は何時に松江に着きますか?
えーと、ちょっとお待ち下さいね。
51分発・・・松江は8時34分ですね。
ありがとうございます。
講演会は10時から。
1時間半も前に着くことになる。
次の列車は?
・・・うん、これに乗ったら間に合わない。
そのまま7時51分発に乗ることにした。
列車での移動はいい。
手も足も自由な時間。
車内はゆったりしている。
溜めていたメールを読み、返信する。
あとは、ぼーっと外を眺めた。
山の緑、
田んぼの緑、
家々、
時折湖。
8時34分松江着。
講演会場に直接向かうには早い。
少しブラブラする。
知人がお勧めしてくれた神社まで歩いた。
途中の道で、
随分と前に連れて来てもらった
コーヒー屋さんがあることに気付く。
ピスタチオのシュークリームの
記憶がよみがえる。
神社は静かだった。
ひとり、女性が本殿の前で手を合わせている。
手水を使い、本殿へと向かう。
お賽銭を投げいれ、二礼二拍手一拝。
境内をクルリと回ってから外へ出た。
まだまだ時間はあるが、もう向かおうか。
ブラブラと歩いた。
歩道があって歩きやすい。
何となく風情のある町並み、
小さな水音を立てる小さな川。
ブラブラブラブラ。
こっちで合っているのだろうか?
何となく違う気がしてきた。
前からやって来たスポーツウェアの女性に尋ねる。
すみません、湖はあっちですか?
女性はしばし考えて、
180度逆の方向を指さす。
あっちですね。
えっ?
見当違いの方向に歩いてた?
ありがとうございます。
あと、35分。
間に合うか?
ともかく一旦駅前に戻ろう。
せっせと歩いて松江駅へ。
あと25分。
事前調べでは駅から会場までは徒歩23分。
もう歩いてでは間に合わない。
バスは約12分だったはず。
バス停に向かうが、
はて?何番のバスだったっけ?
セカセカと観光案内所へ。
2番か3番のバスだと教えてもらう。
残り15分。
2番のバス、
は、1分前に出たところだった。
次のバスは10時。
事前調べではタクシーは約7分だった。
もうタクシーしか手段がない。
自分一人なら遅れたって構わないが、
知人と待ち合わせしている。
チケットは私の手元。
タクシー乗り場で待機していた、
タクシーに乗り込んだ。
行き先を告げ、
タクシーが走り出す。
駅前を離れ、右へ左へと曲がる。
ここはさっき歩いた道。
さっき渡った橋。
うんうん、ここまで歩いた。
四つ角でタクシーは
私が選んだ道と真逆の道へと曲がった。
会場前には開演5分前に到着した。
ちょうど知人とバッタリ出くわした。
一緒に会場内に入る。
養老先生の縦横無尽のお話は面白かった。
間に合ってよかった。
15,799歩。
うん、歩くために
わざわざ列車で行った甲斐があった。