予約制
診察日
第1〜第3 木・金・土曜日
第2・第3 月曜日
診察時間
8:30〜12:00(受付11:00まで)
*当日予約可
診察のご予約・ご相談 お問合せ
Yunotsu Kodomo Note
2026.05.17 - 11:14 PM Yunotsu Kodomo Note

あたまの形⑦

こんばんは。

今日は頭の形のお話し会シリーズ

第 7回目をお伝えしようと思います。

昨日はあたまの形のどうなる?で

変形の度合いについてお伝えしました。

変形が強いと、頭の形が邪魔をしてしまい、

追視が難しくなることがある。

つまり運動に支障が出る程の、

変形が起きることがある、

ということでした。

このような状態があると、

どういう影響が生じる可能性があるのか?

ということで、

今回も続けていきたいと思います。

強い向き癖、

例えば右への向き癖があって、

左の後頭部が突出してしまい、

左を向くのが難しい

という状態になると?

顔は、基本的に右を向いている、

ことになりますね。

そうすると、

どういう影響が考えられるのか?

ひとつに正中軸がずれる可能性が考えられます。

正中軸というのは、体の真ん中のラインです。

頭のてっぺんからお尻までを貫くラインですね。

これは体を自在に動かすためには、大事なんですね。

それにボディイメージ(身体図式)のムラが

生じる可能性も考えられます。

身体図式は

自分の体がどうなっているのかを

把握するための図になります。

生後3~4か月くらいになると

自分の手をしげしげと眺めたり、

触ったり、

舐めたりしますよね?

そうすることで脳内に図式を

作っていると考えられています。

正中軸のズレ、身体図式のムラ。

結果として、

体の使い方に左右差が出てきたり、

不器用さが出てくる可能性が考えられます。

さらに股関節形成不全が

生じる可能性もあります。

向き癖がある場合、

体全体も片側を向きがちになります。

そうすると、

向いている側の足はしっかりと開く一方で

反対側の足は立ち気味になってしまいます。

結果として、

股関節の開き方に左右差が出て、

形成不全に繋がるということがあります。

このように向き癖が強くて、

結果的に頭の変形が強く出てしまった場合に、

全体的な影響が出る可能性が考えられます。

では、この全体的な影響、

これは発達にも影響するのか?

というところが、

気になってくるかも知れません。

頭の変形とその後の発達を

長期フォローした研究があります。

結果は、

乳児期に運動発達が遅れがちとなる、

体の動きに左右差がみられることがある、

でした。

ただし、その後の研究で

3歳頃までには追いつくことが

明らかとなっています。

運動発達の遅れが見られても、

いずれ追いついてくる。

ずっと出来ないまま、

ではないのですね。

ここから、さらに長期的な結果、

大人になった時に影響が残っているのか?

ということをお伝えしたいと思います。

どうでしょう?

何か影響があると思われますか?

大人になってからも

頭の形を気にされている方は

ほとんどいない印象です。

では身体全体に関してはどうか、

というと?

影響が残る可能性があるんですね。

例えば、

眼鏡がズレる

頭痛、

肩こり、

顔のゆがみ、

嚙み合わせが悪い、

リュックサックがずれる、

股関節症

など、

頭の変形が全体的な姿勢に影響して、

あちらこちらに症状が出ることがあります。

生活に大きな支障が出る

という訳ではないものの、

ちょっとした困り感ですね。

実際、私も右の向き癖があって、

噛み合わせの問題や、左側の頭痛など

があったりします。

ただ、それらのトラブルが意識できると、

自分で姿勢や体の使い方に気を付ける、

整体などに通って整えてもらう、

など対処していくことも出来ます。

自覚があれば、

自分でセルフケアをすることもできるので、

長期的な影響はあるものの、

生活に支障をきたすような

大きな問題にはならない

のではないと思います。

前回、今回とちょっと、

え~っ!?と思われるような内容だった

かも知れませんね。

ただ、第4回でお伝えしたように、

2歳時点で変形がみられたのは3.3%でした。

他の研究でも数%です。

ですので、

追視が難しいくらいの変形自体が、

そもそも少ない、

ということが言えるかなと思います。

それに、

変形が影響して、

乳児期に運動発達の遅れが見られても、

いずれ追いついていきます。

先ほど書いたように

私自身も右向き癖の影響が体にありますが、

右左どちらも寝返りは可能です。

運動機能に特に問題もありません。

強い変形はない方がよいでしょうが、

あったからと言って

日常生活が困るような、

大きなトラブルが起きる訳でもない

と言えそうですね。

では、今日はここで終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。

Yunotsu Kodomo Note

2026.06.17
曖昧な発音には

こんばんは。

今日は滑舌について書こうと思います。

発達相談に来たのは5歳の男の子。

言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。

話しはするものの、

音が曖昧で聞き取りづらさがあり、

聞き返しが必要なことがある。

慣れている家族だと分かるけれど、

慣れていない人だと中々通じない。

言葉の発達がゆっくりで

1歳半健診では意味のある言葉が

まだ出ていませんでした。

2歳頃までに単語が増えたものの、

2語文が出始めたのは3歳頃。

3語文は4歳までには出て来るように。

5歳になった今、文章で話しますが、

話すことが得意か?

と言うとそうでもなさそうです。

質問すると、

単語か、首を振るかで応じます。

家では?というと、

聞かれたら答えるけれど、

自分からはあまり話さない。

必要に迫られると

訥々と話すという状態。

ご飯を食べる時によく噛みますか?

と確認すると、

あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。

言葉を話すには口の運動が必要です。

つまり唇や舌を自在に扱えること。

それに呼吸運動も必要です。

出したい音の形を口で維持して、

息を吐く。

言葉が明瞭になるために

何をしたらよいか?

ご飯の時にしっかり噛む。

ブクブクうがいをする。

シャボン玉、笛、などの吹く遊び。

あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。

日常生活動作や遊びで、

口や顔をしっかりと動かすこと。

そして何より話すこと。

今日は何があった?

どんな楽しいことをした?

どんな嬉しいことがあった?

困ったことはあったかな?

教えて、教えて。

話すのが楽しい!

という環境を作って、

話す機会を日々もってあげて下さいね。