こんばんは。
今日は、子どもに合わせた関りということで
書いてみたいと思います。
1歳半健診の診察に行きました。
元気な子ども達が、
お母さんに連れられて
診察室に入ってきます。
興味津々でこちらを見ている子、
お母さんに抱き付いて離れようとしない子、
入って来る時から涙目の子、などなど。
ひとり、気になった子がいました。
問診票に書き込みがあります。
「じっとしているのが難しい」
診察前の問診で、お母さんから
「落ち着きがないのが気になる」
という話が出たようです。
問診では、
積み木を積んだり、
〇〇どこ?に応じて指差したりを
あっさりこなしたものの、
お母さんと保健師さんとが話をする間、
バタバタ暴れて膝から降りて、
ピューっと行ってしまい、
何とかじっとさせようと
努力するお母さんの声掛けにも、
聞く耳持たずでウロウロウロウロ
していた様子。
診察室には、お母さんに抱っこされて
にこにこ笑顔で入ってきました。
お母さんの膝に座って、
私と向かい合わせになります。
母子手帳の成長曲線を提示すると、
反応して、人差し指で
成長曲線を指さします。
次のページをめくると、また指差しです。
好奇心旺盛で興味津々で意欲的です。
「じゃあ、モシモシするよ」
と聴診器を当てます。
静かに座ったまま聴診器を目で追います。
前をモシモシ、
お腹をギュっ、
背中もモシモシ、
続いて頭をチェック、
その後はベッド上にゴローンして診察。
終始笑顔で協力的です。
「じゃあ、起きるよ」と、
両手を持って軽く引いたら、
グッと起き上がります。
「立つよ」で、シュッと立って
「降りるよ」で、抱っこされて降りて
「お母さんのとこまで歩こうか」で、
タタタタタ~っとお母さんにダイブ。
指示理解も良好で、やり取りを楽しみ、
順調でした。
ここまでは。
お母さんの抱っこで、
もう一度椅子に座ってもらいます。
お母さんからの質問に答え、話し始めます。
少しじっとしていましたが、
すぐにガサガサガサガサ、
ゴソゴソゴソゴソ。
お母さんの腕の中で、
活きのいい魚みたいに動いて、
仰け反ってという状態に。
さて、この状態。
落ち着きがない、
多動。
そうと言えばそうですよね?
落ち着きなく、動いています。
というか暴れています。
では何故そうなるのか?
恐らく、何もすることが無いから。
何をやるかわからない時って、
きっと、大抵こうなのだろうなと思います。
こういう場面でどう振る舞うか?
キャラクターによって色々ありますね。
お母さんにヒッシと
抱き付いている子もいれば、
よそ見しながらも膝に座っている子、
お利口さんに座っていてくれる子もいれば、
この子みたいに、
もうやることないんだから動きたい!
とばかりに動く子もいます。
この子の場合、
取り組むことをテンポよく、
しっかりと見せていくことが、
恐らく有用だろうと思います。
(実際、診察には協力的で上手に応じていました)
目の前の子はどういうキャラクターで、
どういう環境だったら頑張れるのか?
まずよくよく見てあげて、
その子にとって分かりやすい、
乗りやすいやり方で、
繰り返し経験を積んでいく。
結果として、
こういうシチュエーションの時は
こう振る舞った方がいいんだな、
ということを徐々に身に付けていく。
やり方を提示するということと、
分かりやすい言葉かけというものが、
とても大事じゃないかな。
今日は、
そんな気になる子に出会いました。
ありがとうございました。
松江を歩いた。
日曜の早朝、家を出る。
松江で開催された
養老孟司先生の講演会に
参加するために。
松江まで車で行くという選択肢もあったが、
今回はそうしなかった。
そうしないために早朝に出たのだった。
日曜日の早い朝の道は空いていた。
出雲に着く。
よかった、間に合う。
7時40分発の列車に乗るために出雲市駅へ。
列車の案内表示を確認する。
おや?
7時51分、米子行きとある。
おかしいな、
私の事前調べでは7時40分発、
9時11分松江着だったのだが。
駅員さんに尋ねる。
7時51分発は何時に松江に着きますか?
えーと、ちょっとお待ち下さいね。
51分発・・・松江は8時34分ですね。
ありがとうございます。
講演会は10時から。
1時間半も前に着くことになる。
次の列車は?
・・・うん、これに乗ったら間に合わない。
そのまま7時51分発に乗ることにした。
列車での移動はいい。
手も足も自由な時間。
車内はゆったりしている。
溜めていたメールを読み、返信する。
あとは、ぼーっと外を眺めた。
山の緑、
田んぼの緑、
家々、
時折湖。
8時34分松江着。
講演会場に直接向かうには早い。
少しブラブラする。
知人がお勧めしてくれた神社まで歩いた。
途中の道で、
随分と前に連れて来てもらった
コーヒー屋さんがあることに気付く。
ピスタチオのシュークリームの
記憶がよみがえる。
神社は静かだった。
ひとり、女性が本殿の前で手を合わせている。
手水を使い、本殿へと向かう。
お賽銭を投げいれ、二礼二拍手一拝。
境内をクルリと回ってから外へ出た。
まだまだ時間はあるが、もう向かおうか。
ブラブラと歩いた。
歩道があって歩きやすい。
何となく風情のある町並み、
小さな水音を立てる小さな川。
ブラブラブラブラ。
こっちで合っているのだろうか?
何となく違う気がしてきた。
前からやって来たスポーツウェアの女性に尋ねる。
すみません、湖はあっちですか?
女性はしばし考えて、
180度逆の方向を指さす。
あっちですね。
えっ?
見当違いの方向に歩いてた?
ありがとうございます。
あと、35分。
間に合うか?
ともかく一旦駅前に戻ろう。
せっせと歩いて松江駅へ。
あと25分。
事前調べでは駅から会場までは徒歩23分。
もう歩いてでは間に合わない。
バスは約12分だったはず。
バス停に向かうが、
はて?何番のバスだったっけ?
セカセカと観光案内所へ。
2番か3番のバスだと教えてもらう。
残り15分。
2番のバス、
は、1分前に出たところだった。
次のバスは10時。
事前調べではタクシーは約7分だった。
もうタクシーしか手段がない。
自分一人なら遅れたって構わないが、
知人と待ち合わせしている。
チケットは私の手元。
タクシー乗り場で待機していた、
タクシーに乗り込んだ。
行き先を告げ、
タクシーが走り出す。
駅前を離れ、右へ左へと曲がる。
ここはさっき歩いた道。
さっき渡った橋。
うんうん、ここまで歩いた。
四つ角でタクシーは
私が選んだ道と真逆の道へと曲がった。
会場前には開演5分前に到着した。
ちょうど知人とバッタリ出くわした。
一緒に会場内に入る。
養老先生の縦横無尽のお話は面白かった。
間に合ってよかった。
15,799歩。
うん、歩くために
わざわざ列車で行った甲斐があった。