こんばんは。
今日は先日聴講した講演会の内容を
ご紹介したいと思います。
子どもの発達を研究されている、
脳科学の先生の講演会でした。
近年は腸内環境について
研究をされているそうです。
今回はその腸内環境、
つまり腸内細菌叢の研究のお話を
聴かせてもらいました。
腸内環境が色んなところに影響している
ということが分かってきています。
世界中でホットな研究分野なのだとか。
腸脳相関
という言葉を聞いたことがあるかも知れませんね。
腸の中に生息する膨大な数の細菌が、
脳と密接に関係している
ということが様々分かって来ています。
腸内環境と関連がある病気が沢山ある
ということも分かって来ています。
例に出されていたのが、パーキンソン病でした。
パーキンソン病の人の腸内細菌叢を、
パーキンソン病じゃない人の腸内細菌と入れ替える。
腸内細菌叢を移植するという
臨床実験が行われているそうです。
移植することによって症状の悪化が
ストップすることが分かって来ているのだとか。
さて、腸内細菌叢は、どのように育まれていくのか?
お腹の中の赤ちゃんは、ほぼ無菌の状態です。
どのように細菌を腸の中に定着させていくのか?
というと、細菌と接触することによってですね。
まずは、産まれる時、
お母さんの産道を通って外に出る時に
お母さんから菌をもらいます。
生まれてからは、
この世界で様々な菌と接することになります。
まずは食事。
そして地域の環境。
自然とのふれあい。
ペットとの触れ合い。
など。
様々な菌たちと触れ合うことで
腸の中に多様な菌を定着させていきます。
腸内細菌叢が定まってくるのが、
4歳頃、遅くとも 5歳だそうです。
腸内細菌叢に影響を与える、
最も大事な要素が離乳食後の食事
だとおっしゃっていました。
食事の内容が大事。
では、何を食べさせたらいいのか?
というと、
日本人にはやはり日本食がいい
ということをお話されていました。
子ども達の腸の環境が、脳も作っていく。
印象的なお話でした。
行動が落ち着かない子どもたちの
腸内細菌叢をみてみると、偏りがあるようです。
一番影響してくるのは日々の食事です。
子ども達が健やかに脳を発達させていくためには、
何を食べさせるかがとても重要で、
日本人には日本の食事、
和食が一番おすすめ。
実際に食べ方を変えることで、
子ども達が落ち着いたという報告があります。
4歳、5歳までに腸内細菌の構成は定まる。
けれど、それ以降も何を食べるかは大事で、
脳への影響は続きます。
日本人の体に合った食事、
まずはお米ですね。
それも可能であれば白米ではなく、
分づき米や玄米、雑穀米をお勧めされていました。
その他に、
緑黄色野菜、キノコ類、海藻類、
味噌や納豆など様々な発酵食品、など。
大腸にいる腸内細菌たちが
大好きなものを、
大腸まで届ける。
そうすることで、
腸内、全身、脳も元気でいられる。
日々の中で出来るちょっとしたこと、
例えば毎日お味噌汁を食べるだけでも、
必ず変わっていくので、
ぜひ取り入れてもらえたらなと思います。
以上です。
ありがとうございました。
こんばんは。
今日は滑舌について書こうと思います。
発達相談に来たのは5歳の男の子。
言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。
話しはするものの、
音が曖昧で聞き取りづらさがあり、
聞き返しが必要なことがある。
慣れている家族だと分かるけれど、
慣れていない人だと中々通じない。
言葉の発達がゆっくりで
1歳半健診では意味のある言葉が
まだ出ていませんでした。
2歳頃までに単語が増えたものの、
2語文が出始めたのは3歳頃。
3語文は4歳までには出て来るように。
5歳になった今、文章で話しますが、
話すことが得意か?
と言うとそうでもなさそうです。
質問すると、
単語か、首を振るかで応じます。
家では?というと、
聞かれたら答えるけれど、
自分からはあまり話さない。
必要に迫られると
訥々と話すという状態。
ご飯を食べる時によく噛みますか?
と確認すると、
あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。
言葉を話すには口の運動が必要です。
つまり唇や舌を自在に扱えること。
それに呼吸運動も必要です。
出したい音の形を口で維持して、
息を吐く。
言葉が明瞭になるために
何をしたらよいか?
ご飯の時にしっかり噛む。
ブクブクうがいをする。
シャボン玉、笛、などの吹く遊び。
あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。
日常生活動作や遊びで、
口や顔をしっかりと動かすこと。
そして何より話すこと。
今日は何があった?
どんな楽しいことをした?
どんな嬉しいことがあった?
困ったことはあったかな?
教えて、教えて。
話すのが楽しい!
という環境を作って、
話す機会を日々もってあげて下さいね。