保育園を訪ねて行きました。
夏の陽光の下、砂を掘る子、水を汲む子、虫を探す子・・・、子ども達が園庭でそれぞれ思い思いに遊んでいます。
「そろそろ入るよ~」
先生の促しで、順々に水を浴びてスッキリして屋内に入っていきます。
中に入ると、先生が設定したサーキットを子ども達が回っていました。ジャンプしてタンバリンを叩き、凸凹道を歩き、隙間を飛び越えていきます。どの子もいそいそと楽しげです。
順番待ち、順番抜かし、注意、小競り合い、ゆずり合い、応援、励まし、と賑やか。
その後は先生と歌遊び、年長さんによるパネルシアター鑑賞、そしてお待ちかねのお昼ごはん。
ごはんを食べた後は、お昼寝の時間です。寝巻に着替えた子ども達が集まってきます。今日は何を読んでもらう?寝る前に絵本を読んでもらいます。お当番さんが本を選びました。選ばれたのは11ぴきのねこシリーズの1冊。
絵本を手にした先生を中心に、半円状に子ども達が座ります。わくわく期待に前のめり。
ねこたちがリーダー格のとらねこ大将に引率されて遠足に出掛けます。道の途中に立て札があって禁止事項が書かれています。
『は、な、を、と、る、な』先生が一文字ずつ、指をさしながら読み上げます。ひらがなの読める子や、内容を覚えている子が先生と一緒に声を合わせています。
ねこたちは所々で立札に遭遇しながら遠足を続けます。途中でとらねこ大将が他のねこたちに声を掛けました、『よし、しょくん、』
一人の子が言いました「しょくんって、どういういみ?」
隣に居た子が答えます「みんなっていういみだよ」
絵本の効果を目にした瞬間でした。
言葉の学びに絵本はとても有用です。
絵を手掛かりに語られる内容を理解していきます。新しい言葉に出会い、その言葉がどういう意味で、どうやって使われるのか、文脈から知っていきます。
お話に登場する人や生き物に自分を重ね合わせます。新しい出来事にドキドキ、失敗してどうしよう?、何とか解決してほっとして、やり遂げて誇らしげ。様々な出来事を追体験し、色んな心の動きを感じます。
子ども達は読んでもらうことを喜んでいる様子。
読み聞かせってやっぱりいいなと思います。
こんばんは。
今日は滑舌について書こうと思います。
発達相談に来たのは5歳の男の子。
言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。
話しはするものの、
音が曖昧で聞き取りづらさがあり、
聞き返しが必要なことがある。
慣れている家族だと分かるけれど、
慣れていない人だと中々通じない。
言葉の発達がゆっくりで
1歳半健診では意味のある言葉が
まだ出ていませんでした。
2歳頃までに単語が増えたものの、
2語文が出始めたのは3歳頃。
3語文は4歳までには出て来るように。
5歳になった今、文章で話しますが、
話すことが得意か?
と言うとそうでもなさそうです。
質問すると、
単語か、首を振るかで応じます。
家では?というと、
聞かれたら答えるけれど、
自分からはあまり話さない。
必要に迫られると
訥々と話すという状態。
ご飯を食べる時によく噛みますか?
と確認すると、
あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。
言葉を話すには口の運動が必要です。
つまり唇や舌を自在に扱えること。
それに呼吸運動も必要です。
出したい音の形を口で維持して、
息を吐く。
言葉が明瞭になるために
何をしたらよいか?
ご飯の時にしっかり噛む。
ブクブクうがいをする。
シャボン玉、笛、などの吹く遊び。
あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。
日常生活動作や遊びで、
口や顔をしっかりと動かすこと。
そして何より話すこと。
今日は何があった?
どんな楽しいことをした?
どんな嬉しいことがあった?
困ったことはあったかな?
教えて、教えて。
話すのが楽しい!
という環境を作って、
話す機会を日々もってあげて下さいね。