遅ればせながら、最近になって時々chatGPTを使っています。Open AIがchatGPTを公表してからもう少しで3年。あっという間にAIは進化浸透し、あちら、こちら、知らないところで恩恵を受けつつも、自分から使うことなく年月が過ぎ・・・。
使ってみてどうだったか?面白いですね!非常に魅力的。
質問に対してとても自然な応答をしてくれます。まるで感情と意志を持っているかのようです。
守備範囲が広く、知識の量に舌を巻いてしまいます。ただし苦手分野はあるようで、専門性が高い領域、秘匿性が高い領域、最新の情報などは弱いと教えてくれました。
回答の速さも驚きです。少々長い質問にもまさに瞬時に応えてくれます。
質問の仕方が悪くても何とか答えてくれます。質問を分析し、項目に分け、箇条書きで答え、更にはまとめまで提示。
chatGPTに質問して、回答内容から疑問が湧いてまた問うて・・・1時間が過ぎ、2時間近く経ってしまいました。恐るべしchatGPT。
使いながら感じたのは、言葉の力が重要だなということ。chatGPTは本当に何でも答えてくれます。けれど、まさに知りたい有益な情報を引き出せるかは、質問の仕方(文章力)に左右されました。湧いて来た疑問を適切に言語化することで、より深い答えが得られる可能性が高まります。chatGPTが理解しやすいように、ぴったりくる言葉で具体的に分かりやすく質問する。
沢山の言葉を知っていること、言葉の並びに気を配ること。まるで人に問うように、chatGPTにも気を使って問うてみます。
それに、回答を批判する力も必要です。chatGPTにも苦手な分野がありますから、鵜吞みにせず、これはどこまで正しいのだろうか?と疑うこと。これも言葉の力です。
やり取りの中でchatGPTが『AIは感情や経験に基づく意志をもちません。ただ入力されたテキストに対して、最も適切だと考えられる応答を生成しているにすぎません。私のような意識のないAIが疑問をもつことはありません』と言いました。疑問を持ち、問いを立てることが出来るのは、人が行動し、感じることが出来る存在だからなのだなと気付かされました。そして言葉をもっているから。
AIはとても便利です。今後ますます進化し、社会に浸透し、人の役に立ってくれるでしょうね。AIの力を存分に活用するために、しっかり体を使って経験し、感情を動かし、疑問を持つこと、その疑問を表現するための豊かな言葉をもつこと、そしてより適切な答えに辿り着くための批判的視点をもつことが大切だなぁと感じました。
松江を歩いた。
日曜の早朝、家を出る。
松江で開催された
養老孟司先生の講演会に
参加するために。
松江まで車で行くという選択肢もあったが、
今回はそうしなかった。
そうしないために早朝に出たのだった。
日曜日の早い朝の道は空いていた。
出雲に着く。
よかった、間に合う。
7時40分発の列車に乗るために出雲市駅へ。
列車の案内表示を確認する。
おや?
7時51分、米子行きとある。
おかしいな、
私の事前調べでは7時40分発、
9時11分松江着だったのだが。
駅員さんに尋ねる。
7時51分発は何時に松江に着きますか?
えーと、ちょっとお待ち下さいね。
51分発・・・松江は8時34分ですね。
ありがとうございます。
講演会は10時から。
1時間半も前に着くことになる。
次の列車は?
・・・うん、これに乗ったら間に合わない。
そのまま7時51分発に乗ることにした。
列車での移動はいい。
手も足も自由な時間。
車内はゆったりしている。
溜めていたメールを読み、返信する。
あとは、ぼーっと外を眺めた。
山の緑、
田んぼの緑、
家々、
時折湖。
8時34分松江着。
講演会場に直接向かうには早い。
少しブラブラする。
知人がお勧めしてくれた神社まで歩いた。
途中の道で、
随分と前に連れて来てもらった
コーヒー屋さんがあることに気付く。
ピスタチオのシュークリームの
記憶がよみがえる。
神社は静かだった。
ひとり、女性が本殿の前で手を合わせている。
手水を使い、本殿へと向かう。
お賽銭を投げいれ、二礼二拍手一拝。
境内をクルリと回ってから外へ出た。
まだまだ時間はあるが、もう向かおうか。
ブラブラと歩いた。
歩道があって歩きやすい。
何となく風情のある町並み、
小さな水音を立てる小さな川。
ブラブラブラブラ。
こっちで合っているのだろうか?
何となく違う気がしてきた。
前からやって来たスポーツウェアの女性に尋ねる。
すみません、湖はあっちですか?
女性はしばし考えて、
180度逆の方向を指さす。
あっちですね。
えっ?
見当違いの方向に歩いてた?
ありがとうございます。
あと、35分。
間に合うか?
ともかく一旦駅前に戻ろう。
せっせと歩いて松江駅へ。
あと25分。
事前調べでは駅から会場までは徒歩23分。
もう歩いてでは間に合わない。
バスは約12分だったはず。
バス停に向かうが、
はて?何番のバスだったっけ?
セカセカと観光案内所へ。
2番か3番のバスだと教えてもらう。
残り15分。
2番のバス、
は、1分前に出たところだった。
次のバスは10時。
事前調べではタクシーは約7分だった。
もうタクシーしか手段がない。
自分一人なら遅れたって構わないが、
知人と待ち合わせしている。
チケットは私の手元。
タクシー乗り場で待機していた、
タクシーに乗り込んだ。
行き先を告げ、
タクシーが走り出す。
駅前を離れ、右へ左へと曲がる。
ここはさっき歩いた道。
さっき渡った橋。
うんうん、ここまで歩いた。
四つ角でタクシーは
私が選んだ道と真逆の道へと曲がった。
会場前には開演5分前に到着した。
ちょうど知人とバッタリ出くわした。
一緒に会場内に入る。
養老先生の縦横無尽のお話は面白かった。
間に合ってよかった。
15,799歩。
うん、歩くために
わざわざ列車で行った甲斐があった。