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Yunotsu Kodomo Note
2025.11.01 - 1:35 PM Yunotsu Kodomo Note

眠りか?読み聞かせか?

知人のOさんが言いました。

「子どもが小さかった頃、子どもが保育園から絵本を借りてくるのがツラかった。」

驚きました。

Oさんは本が大好き。スマホの待ち受け画面は、せなけいこさんの『ねないこだれだ』の絵です。絵本の古本屋さんをやりたいという夢を語ります。

私はてっきり、子どもさんの読み聞かせも熱心にしていたものと思っていました。

Oさんが続けます。

「子どもが本を借りて来て、返却の期日が迫って来るのがプレッシャーだった。せっかく借りて来たのにまだ読んであげていない。

仕事をして、家のことをして、子どもの世話をして、あっという間に夜になる。絵本の読み聞かせが大事なのも分かるし、読んであげたい気持ちもある。

でも、もう夜遅い。睡眠の量を優先させた方がいいんじゃないか?と思うと、とにかく寝かせようと思っていた。

だから本を返す時は、あぁ、読んであげられなかった、という気持ち。いっそ借りてこなければいいのに、と思っていた。」

本が大好きで、読み聞かせも大好きな人の現実。

そして、ふと、これは私のピアノと同じでは?と思いました。

下手くそながらピアノは楽しい。曲以前の音の連なり「ドレドレミファミファ♪」であっても、弾いていると喜びだなと感じる。でも、実のところ毎日は弾いていない。告白すると9月はほぼ弾かなかった。余裕がなく、ピアノ教室も休んだ。

考えたのは、何を優先するか?なのだ、ということです。

Oさんの場合は、

・質の良い十分な眠りか?

・本を読み聞かせることで与えられる諸々か?

私の場合は、

・目の前に来る仕事その他の課題か?

・ピアノを弾くことの喜びか?

どちらでもよいのだと思います。

まずは目的をクリアにして、目標を決めること。何を選んでも、与えられるもの、得られるものはあります。

子どもの睡眠を優先したら?

眠っている間に受けられる恩恵の数々(体の疲労が回復する、体のメンテナンスが進む、記憶が整理され定着する、脳のクリーニングが行われる、賢くなる、などなど)を与えることが出来ます。

読み聞かせを優先したら?

本を読んでもらうことで得られる恩恵の数々(安心感を培う、新しい言葉とその使われ方を知る、未知の世界の扉を開く、新たな経験を得る、人生を乗り越えていく糧を得る、などなど)を与えることが出来ます。

この子にとって、今何が必要?この子の未来に最善な今の選択は?

難しい。明確な答え何てないと思います。

なので、まずひとつ決めること、をお勧めしたい。

「私はこの子の未来のために、今は睡眠を優先する」それを実行する。

この時、借りてきた本を読み聞かせしなかったことに対して、罪悪感を抱え込む必要はないのではないかな?と思います。

子どもに、こう伝えてみてはどうでしょう?

「読み聞かせしてあげたいんだけど、たっぷりしっかり眠る方があなたにとっていいとママは思うの。せっかく借りてきた本を読んであげられなくてごめんね。

あなたは今こんな本が好きなのね、こんなことに興味があるのね。知ることが出来てよかった。教えてくれてありがとう。また教えてね。

おやすみなさい。」

この子のためになることは何でもやってあげたい。それは山々。読み聞かせをした上で、十分な睡眠を確保出来たらどんなによいことか。とはいえ、現実は・・・。

なので、今はこれを優先する。だから続ける。

これから先、優先順位が変わっても、もちろん構いません。成長していく子ども、家庭の状況に合わせて臨機応変に。

ままならないことだらけの子育て。お母さんを始め、子育てに関わる皆様に敬意を表します。

ちなみに10月はピアノ教室に1回行きました。習慣化するということに取り組み中です。このことはまた別の記事で書いてみたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました☆

Yunotsu Kodomo Note

2025.11.10
3週間チャレンジ中

前回の記事で、9月はほとんどピアノを弾かなかったことを告白した。

ほとんど弾かなかったが、調律師さんに来て頂いて気になっていた音を見てもらった。

来てくれた調律師さんにもピアノを弾かなかったことを告白したところ「ピアノ教室に練習しに行ったらいいんですよ」と言われた。

えっ?と思ったが、振り返ると実際ここ2か月程はすでにそんな状態だった。練習していないものはしていないのだ、どうしようもない、と開き直ってレッスンに行っていた。

「行くとなると、少しでも弾く気にもなりますから」

ごもっとも。開き直る前はそういうところはあった。絵本の返却期限が来るから、何とか読むような感じだろうか。(無理して読まなくてもいいのですよ。)

その後、練習しないままピアノ教室に行った時、先生にも言われた

「練習しにレッスンに来て下さい。」

えっ?いいんですか?それでも?先生がそうおっしゃるなら、気は楽になる。ふんふん~♪

ところが、レッスンが終わって帰る前に先生が言われた

「毎日10分と決めてやったらいいですよ。」

ん?やはり練習して来なさいということか。

でも、実は直前に「習慣化するための方法」について読んだばかりだった。

それは、5分でいいから毎日やる、というものだった。

先生のおっしゃったことと同じである。偶然も重なると、やってみようかという気持ちが高まる。

とにかく5分でいいから毎日やる。

この時、その質は問わない。英語なら単語を書くでも、音声を聞くでも何でもよい。

とにかく5分。

それを3週間やること。

ヒトは3週間続けると習慣化するらしい。脳内に新たな神経回路でも出来るのだろうか?

子どもに何かを習得させる時も、やらないと落ち着かない、気持ちが悪いと感じるくらいに習慣化するとよいという。

という訳で、現在3週間チャレンジ中。

このチャレンジには他の人をひとり巻き込んだ。

私はピアノを毎日5分は弾く。

彼女は毎日5分は勉強する。

お互いに記録も付けることにした。私のノートには「ピアノを5分以上弾いた」という記録が着々と増えていく。確かな足跡が刻まれていく。

他の人も巻き込んだのはよかったと思う。(相手がどう思っているかは不明。)私もやらねば、とピアノに向かう。次回会った時にノートを見せ合うのだ。

実は1日うっかり練習を飛ばしてしまったので、その翌日から新たに再チャレンジ中。

まずは3週間。

達成してみせようではないですか。