予約制
診察日
第1〜第3 木・金・土曜日
第2・第3 月曜日
診察時間
8:30〜12:00(受付11:00まで)
*当日予約可
診察のご予約・ご相談 お問合せ
Yunotsu Kodomo Note
2025.12.10 - 8:36 PM Yunotsu Kodomo Note

停電で不測の事態をシミュレート

日中、パソコン作業をしていたら突然、灯りが消え、パソコンの電源が落ちました。足元に置いていたヒーターも消えています。

どうやら停電です。

直ぐに復旧するかと思いきや、5分ほど経っても戻って来ません。

寒波は一旦去ったとはいえ寒い。うちにある暖房器具は電気を使うものばかり。

直に復旧するだろうけれど、万が一復旧に時間がかかったら?時に大規模停電のニュースが流れることもある。実はこの辺り一帯が大規模停電中なのかもしれない。

ちらっと外を見てみるものの誰も歩いておらず、いつもと変わらず静かです。他の家も停電しているはずだと思うのですが、分かりません。

どうしたものか?困ったな。

もしこのまま電気が復旧しなかった場合、寒さ対策をどうするか?こういう事態に備えて灯油ストーブは一台あった方がいいかもしれない。空気3分、寒さ3時間、水3日、食料3週間というし。

しかもここは山陰。底冷えする冬の寒さ対策は必須。

本当は薪ストーブが欲しかったのだがなぁ。スペースがなくて断念したのは返す返すも残念だ。インフラが止まった時の暖房として最強ではないか?

一息つくために温かいものでも飲もうか。あ、電気ケトルが使えない。ガスで湯を沸かすか。IHコンロでなくてよかった。

と思っていたら灯りが点きました。

冷蔵庫の低い唸り音が聞こえてきます。ヒーターのスイッチを入れるとライトが点灯しました。

パソコンの電源を入れます。作業再開です。

やれやれ。

突然電気が消えてから10分も経ったでしょうか?この間、せわしなく頭の中で思考が巡りました。この状況が続いたらどうなるか?クルクルとシミュレートされます。

こういった不測の事態が生じると、万が一に対する備えの甘さが露呈します。日常生活のもろさを実感するよい機会だったかもしれません。

灯油ストーブを買うかはまだ決めかねています。

Yunotsu Kodomo Note

2026.01.10
頭の形と性質と環境と

ここ何年か、健診の場で「頭の形が気になる」という声を聞くことが増えました。

以前はほとんどない質問でしたが、近年、子育て世代の間で話題になっているのでしょうか?

頭の形を整えるヘルメット療法も広く知られるようになり、頭の形外来もポツポツと増えてきたと感じます。

では、どういう頭の形が気になるのか?

圧倒的に多いのは、左右どちらか片方の後頭部がペタンコになっている。

次いで、後頭部がペタンコで、いわゆる絶壁になっている。

その他、頭が前後に長い、こめかみ部分が凹んでいる、おでこが出ている、後頭部に凹んでいるところがある、などなど。

赤ちゃんは、これからどんどん大きくなっていく存在です。

健診では、身長、体重、頭囲を計測しますが、通常まず大きくなるのは頭です。

赤ちゃんは、頭→身長→体重、の順で大きくなっていきます。

赤ちゃんの頭の骨は柔らかいので、ずーっと同じところに圧がかかり続けると、その部分は平らになってしまいます。

丸めた粘土を平らな板の上に置いたら、板に接している部分は平らになりますよね?

重力が働いて、粘土全体の重さが、板と接している部分にかかってきます。

同様に、赤ちゃんの頭にも重力がかかります。

となると、例えばずっと右を向いていたら?頭の右側は平らになりますよね。

赤ちゃんは、何としてでも頭を大きくしたいので、圧がかかっていない部分で大きくするしかありません。結果として頭の形は真ん丸ではなくなってしまいます。

頭の骨のどの部分にどのように圧がかかっているのか?が、頭の形を決めていくことになるのですね。

ここで絡んでくるのが、持って生れた性格と、筋肉の質などの体質。それに加えて環境です。

例えば、おっとりしていて筋緊張が低くて柔らかい赤ちゃんだと、あまり動かず静か~に上を向いたまま、だったりします。

「静かにしてくれてて、ありがたいわ♡」と放っておかれると、ますます上ばかり向くことになります。

結果として後頭部がペタンコの絶壁になりますね。

あるいは、好奇心旺盛で右向き癖のある赤ちゃんの、右側に色んな刺激があったら?

ベビーベッドの左側は壁。そっちを向いてもツマラナイ。

一方、右側には人がいる、右側で物音がする、右から話しかけられる、右の方が明るい、右側に気になるものが沢山ある!

断然、右を向きたくなりますよね?

結果的に右の後頭部がペタンコになります。

つまり赤ちゃんが持って生れた性質に、周囲の環境も大きく影響するのですね。

変形が強くなると、ますます頭の向きが固定されて、更に変形が強くなっていくこともあります。

これから、どんどん発達していく赤ちゃんにとっての理想はやはり、できるだけ左右差のない姿勢と体の使い方、です。

赤ちゃんをよくよく見て、どう関わり、どう環境を整えたら、右も左も大きな差がなく自在に使えるようになるかな?と試行錯誤してあげてほしいなと思います。

ただし、中には頭蓋縫合早期癒合症といった頭蓋骨の病気のこともありますから、頭の形が気になったら一度かかりつけの先生に診てもらって下さいね。