こんばんは。
穏やかに晴れた温泉津です。
今日は、育つスピードについて、思うことを書いてみます。
発達相談に来られたのは、4歳の男の子とお母さん。
言葉が遅いことが気になる、というのがメインの相談事です。
継続的にフォローしているうちに、徐々に言葉が増え、3語文が出るようになってきています。
穏やかで激しく主張するタイプでもありません。どちらかというと受け身なタイプ。
要求があると傍に寄って来て、顔を見つめ、手を引きながら「あっち」と指差しで促します。
言葉かけをしたり、やって見せたりすると、間をおいて模倣してみせ、笑顔でこちらを見ます。
絵を描いてもらうと、鉛筆持ちで顔と髪と手足を描いてくれました。
「お母さん。お母さんの好きな色。」
ピンク色で描いたのは頭足人です。
全体的にまだまだ幼いですが、見て、聞いて、学ぶ力を発揮しています。
お母さんが言いました、
本当に成長したな、と思います。
同じ年の子と比べると、他の子はこんなことも出来るのか!と焦りますけど。
この子を見ないとだめですね。着実に出来ることが増えている。
本当にそうだなと思います。
子ども達は、どの子も新しいことが出来る方向へ、と向かいます。
(基礎疾患があって、出来ていたことが出来なくなる子もまれにいます。)
ただし、出来るようになるスピードには、バラつきがあります。
同じ年齢の子と同じくらいのスピードの子もいれば、
ぐんっと早い子もいる、
ゆっくりな子もいる。
その子、その子のスピードがあって、時間の尺が異なるだけなのだ、と感じます。
とはいえ、世の中は現状、年齢で物事が進んで行きます。
ゆっくり進む子達には、やはりサポートがあった方がよいと感じています。
追いつくことを目標にするのではなく、各ステップをしっかり経験出来るように。
焦って、早く早くと急き立てても、土台が安定せず、いずれグラついてしまいます。
どうか、それぞれの子どもの時間の尺に合わせつつ、必要なサポートを。
どの子も伸びていきますから。
こんばんは。
日中は素晴らしく晴れ、星空も美しい温泉津です。
今日は発達と睡眠について書こうと思います。
4歳の女の子とお母さんが、発達相談に来られました。
マイペースで集団参加が難しい、
こだわりがある、
手先が不器用、
などの指摘があり、
保育園の先生からの促しで受診です。
診察室へは抵抗なくスタスタと入室し、
目に入った玩具へと一目散に向かいました。
玩具を手に取り、遊び始め、お母さんの声掛けや促しでは着席しません。
しばらく遊んだ後、お母さんの丁寧な声掛けで、一旦着席しました。
言葉でのやり取りに応じましたが、ちぐはぐで、
問いかけにはズレた答えが返って来ます。
すぐに気が逸れ、机の上にあった玩具の箱へと注意が移りました。
絵を描いてもらうよう提案すると、
機嫌よく同意し、イキイキと描き始めました。
肩や手に力が入り、色鉛筆の使い方に、ぎこちなさがあります。
行動や様子を見ていると、発達特性があると感じます。
加えて気になるのは、目の下のクマ。
白い肌にくっきりと目立ちます。
お母さんに話を聞くと、寝つきが悪く就寝が23時頃とのこと。
場合によっては0時をまわることも。
朝は7時頃起床。
4歳の子にとっては、少ない睡眠時間です。
私達が眠っている間に、体内では一体何が起きているのか?
身体の疲労回復、
脳自体のメンテナンスとクリーニング、
記憶の定着、
脳神経回路の整理、
などなど、
実に様々で大事なことが行われています。
では、眠りが不足するとどうなるか?
イライラしやすくなったり、
ぼーっとしたり、
ダルさを感じたり、
うっかりミスを連発したり、
やる気が無くなったり・・・
そんな経験ありますよね?
特性のあるお子さんの場合、
睡眠が不足すると、より特性が目立つこともあります。
十分な長さの質のよい睡眠はとても大事。
実際、睡眠の状態が改善したことで、
日中の行動が落ち着き、
発達がぐんっと進んだ子達もいます。
夜の睡眠の準備は、朝起きた時から始まっています。
まずは早起きから。
家族ぐるみで取り組んでもらえるといいなと思います。