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Yunotsu Kodomo Note
2026.02.12 - 10:40 PM Yunotsu Kodomo Note

踊り場から一段あがる

こんばんは。

しっかりと日が差し、青空も見えた温泉津です。

今日は、子どもの発達の印象的な現象について書こうと思います。

発達相談で継続フォロー中の、4歳の男の子が、お母さんと一緒に来ました。

3歳過ぎで、初めて発達相談に来たきっかけは、

言葉の遅れ。

こちらが言っていることは分かっているけれど、

子どもからは言葉があまり出てこない。

同じクラスの他の子達が話すのを聞いて、

差を感じている、でした。

家では、言葉の遅れ以外に気になることは、なし。

けれど園の先生によると、

集団の中では、言葉以外にも気になることがありました。

日常生活動作の定着が難しい、

一斉指示で動けない、

不器用で制作課題に参加しようとしない、

など。

その子の特性を一緒に確認し、

どう関わったらよいかを検討、

対応を提案し、経過を継続フォロー。

その後、徐々に言葉が増え、

文章が出るようになり、

園でのルーチンも身に付いてきました。

お母さんが嬉しそうに話します。

ある日、「ママだいすきー」って言ったんです。

不明瞭で聞き取りにくくて、

何と言ったか分かるまでに、時間がかかりましたが、

伝わりました。

言葉で伝える楽しさを知ったようで、

日々お母さんに園で何があったか

話して聞かせるようになりました。

言葉の力がぐっと伸びる時期に入ったのでしょう。

そして、お母さんが続けます。

言葉が伸びると同時に、

何も言わないのにオムツも取れたんです。

あぁ、と思いました。

時々聞くのです。

何かひとつ、ぐいっと伸びる時、

他のことも、ぐっと伸びて出来るようになった!

という話を。

脳の中で新たな神経回路が繋がると同時に、

他の回路も繋ぎ替えが行われ、

全体がバージョンアップしているかのよう。

ひとつ出来るようになったから、

ひとつの回路が繋がるのではなく、

他の回路にも影響を与えるのだろう、と思っています。

子どもの発達って、ずーっと一本調子で伸びるのではなく、

停滞する時期があって、ぐんっと伸びて、

また停滞する時期に入って・・・と

まるで階段のように進んで行くパターンもある。

踊り場の時期はもどかしく、

ハラハラすることもあるかも知れませんが、

必ず次の一段上がるから!と、信じて見守りつつ

サポートしてあげて下さいね。

Yunotsu Kodomo Note

2026.06.15
てくてくてくてく松江散策

松江を歩いた。

日曜の早朝、家を出る。

松江で開催された

養老孟司先生の講演会に

参加するために。

松江まで車で行くという選択肢もあったが、

今回はそうしなかった。

そうしないために早朝に出たのだった。

日曜日の早い朝の道は空いていた。

出雲に着く。

よかった、間に合う。

7時40分発の列車に乗るために出雲市駅へ。

列車の案内表示を確認する。

おや?

7時51分、米子行きとある。

おかしいな、

私の事前調べでは7時40分発、

9時11分松江着だったのだが。

駅員さんに尋ねる。

7時51分発は何時に松江に着きますか?

えーと、ちょっとお待ち下さいね。

51分発・・・松江は8時34分ですね。

ありがとうございます。

講演会は10時から。

1時間半も前に着くことになる。

次の列車は?

・・・うん、これに乗ったら間に合わない。

そのまま7時51分発に乗ることにした。

列車での移動はいい。

手も足も自由な時間。

車内はゆったりしている。

溜めていたメールを読み、返信する。

あとは、ぼーっと外を眺めた。

山の緑、

田んぼの緑、

家々、

時折湖。

8時34分松江着。

講演会場に直接向かうには早い。

少しブラブラする。

知人がお勧めしてくれた神社まで歩いた。

途中の道で、

随分と前に連れて来てもらった

コーヒー屋さんがあることに気付く。

ピスタチオのシュークリームの

記憶がよみがえる。

神社は静かだった。

ひとり、女性が本殿の前で手を合わせている。

手水を使い、本殿へと向かう。

お賽銭を投げいれ、二礼二拍手一拝。

境内をクルリと回ってから外へ出た。

まだまだ時間はあるが、もう向かおうか。

ブラブラと歩いた。

歩道があって歩きやすい。

何となく風情のある町並み、

小さな水音を立てる小さな川。

ブラブラブラブラ。

こっちで合っているのだろうか?

何となく違う気がしてきた。

前からやって来たスポーツウェアの女性に尋ねる。

すみません、湖はあっちですか?

女性はしばし考えて、

180度逆の方向を指さす。

あっちですね。

えっ?

見当違いの方向に歩いてた?

ありがとうございます。

あと、35分。

間に合うか?

ともかく一旦駅前に戻ろう。

せっせと歩いて松江駅へ。

あと25分。

事前調べでは駅から会場までは徒歩23分。

もう歩いてでは間に合わない。

バスは約12分だったはず。

バス停に向かうが、

はて?何番のバスだったっけ?

セカセカと観光案内所へ。

2番か3番のバスだと教えてもらう。

残り15分。

2番のバス、

は、1分前に出たところだった。

次のバスは10時。

事前調べではタクシーは約7分だった。

もうタクシーしか手段がない。

自分一人なら遅れたって構わないが、

知人と待ち合わせしている。

チケットは私の手元。

タクシー乗り場で待機していた、

タクシーに乗り込んだ。

行き先を告げ、

タクシーが走り出す。

駅前を離れ、右へ左へと曲がる。

ここはさっき歩いた道。

さっき渡った橋。

うんうん、ここまで歩いた。

四つ角でタクシーは

私が選んだ道と真逆の道へと曲がった。

会場前には開演5分前に到着した。

ちょうど知人とバッタリ出くわした。

一緒に会場内に入る。

養老先生の縦横無尽のお話は面白かった。

間に合ってよかった。

15,799歩。

うん、歩くために

わざわざ列車で行った甲斐があった。