こんばんは。
曇ったり晴れたりの温泉津です。
今日は離乳食のお悩みについて書いてみます。
隣町の助産師さんと離乳食講座を開催しました。
食べることを運動と音(言葉)の視点から考えてみる、
という内容で簡単な講義をした後、
持参した離乳食を実際に食べさせてもらう、
という流れ。
まずは全員の自己紹介から。
続いて、離乳食についての悩み事、困りごとを話してもらい共有します。
離乳食をあまり食べてくれない。
よく食べるけど、ほとんどモグモグしない。
食べさせる時にじっとしていない。
手で掴んで食べようとしない。
などなど。
そして、座学。
乳児期の運動発達と口の動きの発達が、言葉とどう絡むのか?
それが、更には食べることと、どう繋がっているのか?
月齢が進むにつれて変化していく、体の使い方や動き、
そして、口や舌の使い方や動きについて伝えます。
目の前にいる我が子の実際の動きを見ながら、
かつての様子を思い出しながら、聞いてくれました。
言葉を促す関りをお伝えすると、
さっそく実行してみてくれるお父さんの姿も。
最後は会の山場、お待ちかねの実食です。
中々食べてくれない、ということでしたが・・・
よく食べました。
お母さんが準備を始めると、
離乳食の入った容器をじっと目で追い、
食べたい食べたいと寄ってきます。
スプーンですくうって差し出すと、
自ら口を開けます。
パクリ、モグモグ・・・。
口の動きや舌の動きを確認します。
ゴックン。
口の中から無くなると、
お母さんにぐいっと近付いて、もうひと口とおねだりします。
いつもの姿を見てほしかったのだけど・・・。
お母さんの戸惑い、呟きと苦笑い。
環境が変わると気分が変わることもあるので、何とも言えません。
この間、基本的に自由な姿勢で食べさせていましたが、
次のひと口を準備するお母さんの邪魔をするので、
途中でお父さんが抱っこして、
お母さんが食べさせる場面がありました。
2口ほど抱っこされたまま食べた後、ゴソゴソモゾモゾ動き出します。
拘束されていることがイヤなようで、大きく暴れ始めました。
抱っこをやめて自由にさせると、
お母さんのそばに寄り、もっと食べたいとねだります。
四つ這い、お座り、掴まり立ち、と
様々に動けるようになって、動きたくて仕方ない様子。
お母さんとしては、
じっとしてくれた方が食べさせやすいけれど、
じっとさせられるのはイヤな乳児さん。
せめぎ合いです。
これはやはり、どちらかに絞った方がよさそう。
①動いてもよいから、しっかり食べてくれる
②量は少なめでよいから、じっと座って食べてくれる
何に重きを置きたいか?で関り方が変わります。
そりゃ、じっと座ってしっかり食べてくれたら一番だけど。
それはまだハードルが高そうです。
結局、持参された離乳食は、ほぼ完食しました。
食事が終わって自由に遊び始めた時、
バババ、という声が聞かれました。
あっ、バババって言った!とお母さん。
ついさっき座学で知ったことを、この場で確認できました。
学びと実体験が結びついて面白かったのでは?
だったらいいなと思います。
子どもの発達って本当に面白いと思うのです。
どうぞ子どもの様子を、色々な視点から観察してみて下さいね。
こんばんは。
空気は冷たいけれど、久々に一日よく晴れた温泉津です。
今日は、体の左右差について書こうと思います。
3カ月の赤ちゃんがご両親に連れられて来ました。
体が歪んでいるのが気になるとのこと。
新生児期の頼りなげな様子が抜けて来て、
3カ月ながら顔つきや肌の感じも
しっかりしてきています。
じっと視線を合わせ、きれいに追視します。
笑いかけると笑い返してくれます。
両手が同時に動くこともありますが、
片方の手を口に運ぶ様子もあります。
左への向き癖があるようですが、
ご両親の関りで右へも向き、
正中にもしっかりと頭を維持します。
股関節は左への向き癖の影響で
右側が若干硬め。
大腿の皺に左右差もあります。
うつ伏せにすると、
確かに、背中が曲がっています。
右に凸に湾曲。
背骨がどうというわけではなく、
左への向き癖が影響している
と考えられました。
うつ伏せにした時にも
頭は左へと向きやすく、重心が右に偏っています。
股関節は左の方が開きやすく、
右は真っすぐになりがち。
仰向けと同様に、
頭を正中にあるいは右向きへと促すこと、
体幹から下半身が真っすぐになるよう
姿勢を整えることをお伝えしました。
向き癖から体全体の左右差や、
体の使い方の左右差へと繋がることはあります。
人の体は完全に左右対称
というわけではありませんが、
小さいうちは出来るだけ
大きな左右差なく進んで行くといいな
と思っています。
しかし、お父さん、お母さんは
この赤ちゃんのことをよく見ているな
と感心です。
追視やあやし笑いや表情の豊かさからも、
しっかりと関心を向けられ、
相手をしてもらっているのだろうな
と感じるところがありました。
赤ちゃんの様子には
周囲の環境が反映されているのですね。