こんばんは。
光は春を感じさせるものの、冷たい風が吹いた大阪です。
今日は睡眠と生活リズムについて書こうと思います。
発達フォロー中の、2歳の男の子が
お父さんと一緒に来ました。
早産で小さく生まれた男の子。
運動も言葉も、全体的な発達もゆっくりで、
リハビリと療育を継続中です。
2歳になった現在、歩いてしゃがんで小走りして、
と運動面は順調に進んできています。
言葉は、まだ出ていません。
視線が合いづらく、
コミュニケーションが中々取れませんでした。
何か欲しい物がある時に、視線や声で訴えるということがなく、
自分で何とかしようとし、上手くいかなければ諦める。
外に出掛けると手を繋ごうとせず、
勝手にひとりで行ってしまう。
他者の存在が希薄な印象でした。
診察室に入って来た男の子、
机の上にあった玩具に関心を示し、遊び始めます。
大人が関わるとチラッと見て受け入れました。
相互的なやり取りが成り立つというよりは、
男の子が遊びたいペースに合わせて関わる
という状態ではあります。
けれど、簡単な言葉掛けに反応し、
困ったら視線を送ります。
表情の変化は大きくはありませんが、
ニヤッと笑う様子がありました。
お父さんが言います。
この2週間くらいで伸びた感じがします。
簡単な言葉掛けが分かっているようで、
「おいで」とか、「寝るよ」などで動きます。
外に出た時に、手を繋いでくれるようになりました。
以前より視線が合うなと感じます。
それに、ごはんをよく食べるようになりました。
2月に入って、色んなことが出来るようになっている
と感じられているよう。
詳しく話を聞くと、
睡眠と生活リズムが整ってきたとのこと。
年末から1月にかけて、睡眠リズムが安定せず大変だった。
お昼寝が出来ず、日中ずっと起きていて、夕方になって眠気が来る。
眠気のせいで、夕食や入浴のたびに大荒れする。
あるいは夕食時に寝てしまい、夜は眠れない。
リズムが安定せず、男の子は落ち着かない。
家族もどうしていいものやら?と疲弊。
そんなある日の午後、抱っこしていたところ眠ってしまい、
そっと降ろしたらそのまま寝た。
夕方起きて、夜ご飯と入浴がスムーズに進行。
そして夜は夜でしっかり眠った。
抱っこで寝かせたら寝るんだ、と発見。
以後、お昼寝がルーティンに組み込まれ、
生活リズムが整ったとのこと。
毎日11時間くらい眠るようになり一月ほど経過。
その結果の成長の実感でした。
伸びるタイミングだったのかも知れません。
けれど、やはり子どもの発達には、
眠りと安定した生活リズムが大事なのだな、
と確認できたお父さんのお話でした。
こんばんは。
今日は滑舌について書こうと思います。
発達相談に来たのは5歳の男の子。
言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。
話しはするものの、
音が曖昧で聞き取りづらさがあり、
聞き返しが必要なことがある。
慣れている家族だと分かるけれど、
慣れていない人だと中々通じない。
言葉の発達がゆっくりで
1歳半健診では意味のある言葉が
まだ出ていませんでした。
2歳頃までに単語が増えたものの、
2語文が出始めたのは3歳頃。
3語文は4歳までには出て来るように。
5歳になった今、文章で話しますが、
話すことが得意か?
と言うとそうでもなさそうです。
質問すると、
単語か、首を振るかで応じます。
家では?というと、
聞かれたら答えるけれど、
自分からはあまり話さない。
必要に迫られると
訥々と話すという状態。
ご飯を食べる時によく噛みますか?
と確認すると、
あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。
言葉を話すには口の運動が必要です。
つまり唇や舌を自在に扱えること。
それに呼吸運動も必要です。
出したい音の形を口で維持して、
息を吐く。
言葉が明瞭になるために
何をしたらよいか?
ご飯の時にしっかり噛む。
ブクブクうがいをする。
シャボン玉、笛、などの吹く遊び。
あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。
日常生活動作や遊びで、
口や顔をしっかりと動かすこと。
そして何より話すこと。
今日は何があった?
どんな楽しいことをした?
どんな嬉しいことがあった?
困ったことはあったかな?
教えて、教えて。
話すのが楽しい!
という環境を作って、
話す機会を日々もってあげて下さいね。