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Yunotsu Kodomo Note
2026.02.28 - 9:02 PM Yunotsu Kodomo Note

眠りとリズム

こんばんは。

光は春を感じさせるものの、冷たい風が吹いた大阪です。

今日は睡眠と生活リズムについて書こうと思います。

発達フォロー中の、2歳の男の子が

お父さんと一緒に来ました。

早産で小さく生まれた男の子。

運動も言葉も、全体的な発達もゆっくりで、

リハビリと療育を継続中です。

2歳になった現在、歩いてしゃがんで小走りして、

と運動面は順調に進んできています。

言葉は、まだ出ていません。

視線が合いづらく、

コミュニケーションが中々取れませんでした。

何か欲しい物がある時に、視線や声で訴えるということがなく、

自分で何とかしようとし、上手くいかなければ諦める。

外に出掛けると手を繋ごうとせず、

勝手にひとりで行ってしまう。

他者の存在が希薄な印象でした。

診察室に入って来た男の子、

机の上にあった玩具に関心を示し、遊び始めます。

大人が関わるとチラッと見て受け入れました。

相互的なやり取りが成り立つというよりは、

男の子が遊びたいペースに合わせて関わる

という状態ではあります。

けれど、簡単な言葉掛けに反応し、

困ったら視線を送ります。

表情の変化は大きくはありませんが、

ニヤッと笑う様子がありました。

お父さんが言います。

この2週間くらいで伸びた感じがします。


簡単な言葉掛けが分かっているようで、

「おいで」とか、「寝るよ」などで動きます。

外に出た時に、手を繋いでくれるようになりました。

以前より視線が合うなと感じます。

それに、ごはんをよく食べるようになりました。

2月に入って、色んなことが出来るようになっている

と感じられているよう。

詳しく話を聞くと、

睡眠と生活リズムが整ってきたとのこと。

年末から1月にかけて、睡眠リズムが安定せず大変だった。

お昼寝が出来ず、日中ずっと起きていて、夕方になって眠気が来る。

眠気のせいで、夕食や入浴のたびに大荒れする。

あるいは夕食時に寝てしまい、夜は眠れない。

リズムが安定せず、男の子は落ち着かない。

家族もどうしていいものやら?と疲弊。

そんなある日の午後、抱っこしていたところ眠ってしまい、

そっと降ろしたらそのまま寝た。

夕方起きて、夜ご飯と入浴がスムーズに進行。

そして夜は夜でしっかり眠った。

抱っこで寝かせたら寝るんだ、と発見。

以後、お昼寝がルーティンに組み込まれ、

生活リズムが整ったとのこと。

毎日11時間くらい眠るようになり一月ほど経過。

その結果の成長の実感でした。

伸びるタイミングだったのかも知れません。

けれど、やはり子どもの発達には、

眠りと安定した生活リズムが大事なのだな、

と確認できたお父さんのお話でした。

Yunotsu Kodomo Note

2026.03.16
左を向きたい

こんばんは。

空気は冷たいけれど、久々に一日よく晴れた温泉津です。

今日は、体の左右差について書こうと思います。

3カ月の赤ちゃんがご両親に連れられて来ました。

体が歪んでいるのが気になるとのこと。

新生児期の頼りなげな様子が抜けて来て、

3カ月ながら顔つきや肌の感じも

しっかりしてきています。

じっと視線を合わせ、きれいに追視します。

笑いかけると笑い返してくれます。

両手が同時に動くこともありますが、

片方の手を口に運ぶ様子もあります。

左への向き癖があるようですが、

ご両親の関りで右へも向き、

正中にもしっかりと頭を維持します。

股関節は左への向き癖の影響で

右側が若干硬め。

大腿の皺に左右差もあります。

うつ伏せにすると、

確かに、背中が曲がっています。

右に凸に湾曲。

背骨がどうというわけではなく、

左への向き癖が影響している

と考えられました。

うつ伏せにした時にも

頭は左へと向きやすく、重心が右に偏っています。

股関節は左の方が開きやすく、

右は真っすぐになりがち。

仰向けと同様に、

頭を正中にあるいは右向きへと促すこと、

体幹から下半身が真っすぐになるよう

姿勢を整えることをお伝えしました。

向き癖から体全体の左右差や、

体の使い方の左右差へと繋がることはあります。

人の体は完全に左右対称

というわけではありませんが、

小さいうちは出来るだけ

大きな左右差なく進んで行くといいな

と思っています。

しかし、お父さん、お母さんは

この赤ちゃんのことをよく見ているな

と感心です。

追視やあやし笑いや表情の豊かさからも、

しっかりと関心を向けられ、

相手をしてもらっているのだろうな

と感じるところがありました。

赤ちゃんの様子には

周囲の環境が反映されているのですね。