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Yunotsu Kodomo Note
2026.03.05 - 8:53 PM Yunotsu Kodomo Note

子育ては大事業

こんばんは。

久しぶりに晴れ渡った温泉津です。

今日は、子どもの接し方について書いてみようと思います。

市の3歳児健診に行きました。

問診、計測、尿検査、目の検査、

歯科診察、小児科診察と

内容盛り沢山の健診です。

診察室の中にいても、外の賑やかな声が聞こえてきます。

楽し気にはしゃぐ声、イヤだー!と抵抗する声、

お友達を見つけて名前を呼ぶ声、大泣きする声、

それに保護者の方々が注意する声も。

診察室に入る順番が来て、名前を呼ばれます。

はーい!と元気な返事。

あれ?お母さんは?

あっち。お母さーん!こっち、こっち!

思わず笑ってしまいます。

診察室に入って来る子どもの姿も様々です。

戸口のところでピタッと止まり、後ずさりする子。

室内に入ったものの、不安気にお母さんから離れない子。

先に一人でフラフラと入ってくる子。

抱っこされて椅子に座る子。

ターッと走って来て一人で椅子に座る子。

男の子がお母さんと一緒に入ってきました。

マイペースさはありますが、声を掛けると着席し、

診察にはすんなり応じてくれました。

お母さんは言葉について心配があるよう。

やり取りが成立する時も増えて来たけれど、

質問の答えがズレたり、質問を繰り返すことも。

日常生活動作も、まだ不十分なところがあるようでした。

まだまだこれから手をかけて、

この子に分かる方法を探りつつ、

教えていくことが必要です。

女の子がお父さんと一緒に入ってきました。

笑いながら座るのを嫌がり、中々応じられません。

抱っこで座って診察します。

指示にすんなりは応じられませんが、

診察は終えました。

お父さんは手こずっている様子。

これまた、この子に合う方法を探りつつ、

教えていくことが必要です。

診察の短い時間でも、様々な親子模様が垣間見られます。

子どもに何かを教えていく時に、

どういう方法で教えていくか?

まれですが、保護者の方の中には、

強い言葉や威圧的な態度で抑え込むように、

教える方もおられるなと感じます。

場合によっては必要なこともあるでしょう。

けれど常時その方法では、

長期的にはデメリットが大きいと思っています。

子どもは子どものままではありません。

思春期に入った時どうなっていくか?

大人になった時は?

家庭を持ち子育てをするようになった時は?

子どもは見たこと、聞いたこと、されたことから学びます。

周囲の大人が子どもにどう関わるか?が、

子どもが身に付けていく様々に反映されていきます。

子どもに身に付けてほしい方法、態度で接していく。

子育ては困難も多い一大事業です。

どうぞ色んな人に頼りながら、子育てしていって下さいね。

Yunotsu Kodomo Note

2026.04.13
大人しくて心配

こんばんは。

温泉津こどもクリニックです。

保育園を訪ねて行きました。

園庭で子ども達が遊んでいます。

こちらに気付いて「何しに来たの?」と聞く子、

「ダンゴムシ!」と虫カゴを見せにくる子、

こちらをジッと見たまま固まっている子、

様々です。

風が吹いて、桜が舞ってキャーっと楽しそう。

「もう!桜が邪魔する!」と言いながら、

せっせと花びらを摘まんでいる子もいます。

園の先生が言います。

あの子が少し気になるんです。

年中さんの女の子。

スローペースにマイペースで

活動に参加しています。

一斉指示で動けない訳ではありません。

けれどテンポが遅くて、

他の子と同時には動けていません。

動きが止まっていることもあります。

時に別のことを始めてしまうことも。

個別に声掛けをして促すと

おっとりと応じます。

身の回りのことは自分で出来るし、

大人しくて優しいので

他の子とトラブルになることもまずありません。

けれど、このまま小学校に上がったら?

他の子ども達に、学習に、ついていけるだろうか?

先生が心配しています。

小学校に上がると

保育園程の手厚さで関わってもらうことが

難しくなります。

先生の目が届かない時間が増えます。

毎日新しいことを学んでいく環境に

身を置くことになります。

大人しくてトラブルを起こすこともないと、

困っていることに気付いてもらいにくいことがあります。

今のうちから何らかの支援に

つながった方がよいのではないか?

保護者さんは特に気にされている様子もなく、

必要性も感じられていないようです。

集団の中だからこそ、

多くの子ども達を見ているからこそ、

見えてくる子どもの姿があります。

どうしたら必要な支援に繋げていけるのか?

もどかしいことも多々あるのです。