こんばんは。
一日中降り続いた雨が、ようやく止んだ温泉津です。
今日は、赤ちゃんの基本の姿勢について書いてみます。
市の四か月健診に行きました。
4~5カ月の赤ちゃん達がやって来ます。
新生児期のふにゃふにゃと頼りなげな感じは抜けて、
首が安定し、体つきもしっかりムチムチしてきています。
お母さんに抱っこされて診察室へ。
まずは椅子に座ってもらい、抱っこの状態で診察します。
胸やお腹を視診、聴診、触診。
次いで背中を視診、聴診。
前向きから後ろ向きへと、
赤ちゃんの向きを変えてもらいます。
お母さんによっては、
ひょいっと、いとも容易く。
お母さんによっては、
ぎこちなく、覚束ない手つきで。
赤ちゃんの体の柔らかさと、
お母さんの性格や慣れなどが相まって、
赤ちゃんの姿勢を変えるにも、
安心して見ていられる場合もあれば、
手を差し伸べそうになる場合もあったりと色々です。
お母さんのぎこちなさは、
やはり一人目のお子さんだと多い印象です。
もちろんお母さんにも寄ります。
一人目でも、とても上手に赤ちゃんを
抱っこしたり、寝かせたり、向きを変えたり、
と鮮やかなお母さんも。
お母さんがぎこちないと、
赤ちゃんは落ち着かず、少々不機嫌になりやすい
ような気もしています。
この時期の赤ちゃんを抱っこをする時、
赤ちゃんの基本の姿勢は、
顎を引いて、両手が体の前にあって、背骨がCの形、
両脚も曲がって身体の前にある状態です。
基本の姿勢が取れることは、ここから先の発達にも大切です。
赤ちゃんによっては、体が柔らかくて、
ニョーンと反ってしまいやすい子もいます。
赤ちゃんの特徴を把握しつつ、
赤ちゃんが安定した姿勢が取れるように、
どこをどう支えたらいいのか?
どう動かしたらいいのか?
どういう姿勢がいいのか?を、
お母さん達に伝えるのも大事なことだと感じています。
うまく抱っこ出来ないわ、とか、
安定させるのが難しいな、とか、
ちょっと困ったなと感じたら、
ぜひ保健師さんや助産師さん、
あるいは保育士さんなどの専門家にも
気軽に聞いて教えてもらって下さいね。
こんばんは。
温泉津こどもクリニックです。
保育園を訪ねて行きました。
園庭で子ども達が遊んでいます。
こちらに気付いて「何しに来たの?」と聞く子、
「ダンゴムシ!」と虫カゴを見せにくる子、
こちらをジッと見たまま固まっている子、
様々です。
風が吹いて、桜が舞ってキャーっと楽しそう。
「もう!桜が邪魔する!」と言いながら、
せっせと花びらを摘まんでいる子もいます。
園の先生が言います。
あの子が少し気になるんです。
年中さんの女の子。
スローペースにマイペースで
活動に参加しています。
一斉指示で動けない訳ではありません。
けれどテンポが遅くて、
他の子と同時には動けていません。
動きが止まっていることもあります。
時に別のことを始めてしまうことも。
個別に声掛けをして促すと
おっとりと応じます。
身の回りのことは自分で出来るし、
大人しくて優しいので
他の子とトラブルになることもまずありません。
けれど、このまま小学校に上がったら?
他の子ども達に、学習に、ついていけるだろうか?
先生が心配しています。
小学校に上がると
保育園程の手厚さで関わってもらうことが
難しくなります。
先生の目が届かない時間が増えます。
毎日新しいことを学んでいく環境に
身を置くことになります。
大人しくてトラブルを起こすこともないと、
困っていることに気付いてもらいにくいことがあります。
今のうちから何らかの支援に
つながった方がよいのではないか?
保護者さんは特に気にされている様子もなく、
必要性も感じられていないようです。
集団の中だからこそ、
多くの子ども達を見ているからこそ、
見えてくる子どもの姿があります。
どうしたら必要な支援に繋げていけるのか?
もどかしいことも多々あるのです。