こんばんは。
今日も四ヶ月健診のあれこれを書こうと思います。
お母さんに抱っこされて、診察室に入って来た赤ちゃん。
表情豊かで好奇心旺盛。
診察する私に前のめりで視線を送っているのを感じます。
視線にお答えして、アイコンタクトを図りたいけれど、視診、聴診のために赤ちゃんの目を見つめているわけにもいかず。
時々チラッと見ると、じっと見つめ返して来て、ちょっと笑いかけるものの、視線を逸らされるので、また真顔になって、を繰り返します。
ベッド上にゴロンしてもらっての診察中は満面笑顔。
にこにこして診察に応じてくれます。
遊んでもらってると思ってるね、
とお母さん。
家族構成を見ると、少し歳の離れた姉が2人。
お母さん、お父さんだけでなく、お姉さん達にも沢山あやされているのだろうと思います。
赤ちゃん達は見て学ぶことも多いです。
赤ちゃんの豊かな表情を見ていると、しっかり顔を合わせて、笑いかけられたり、話しかけられたりしているのだろうな、と感じます。
中には表情の乏しい赤ちゃんもいます。
視線が合いにくかったりすることも。
お母さんに、赤ちゃんの相手をする余裕がないこともあります。
周りに手助けしてくれる人、代わりにあやしてくれる人が、あまりいないのかも知れません。
あるいは、赤ちゃんの特性によることも。
この場合は、しっかりと顔を合わせて語りかけることを続けながら、経過をみていきます。
いずれにせよ、赤ちゃんが表情豊かなコミュニケーションを獲得していくためには、周りにいる人達にしっかり関わってもらい、相手をしてもらうことが大切です。
赤ちゃんを取り巻く色んな人達に頼って、関わってもらって下さいね。
こんばんは。
温泉津こどもクリニックです。
保育園を訪ねて行きました。
園庭で子ども達が遊んでいます。
こちらに気付いて「何しに来たの?」と聞く子、
「ダンゴムシ!」と虫カゴを見せにくる子、
こちらをジッと見たまま固まっている子、
様々です。
風が吹いて、桜が舞ってキャーっと楽しそう。
「もう!桜が邪魔する!」と言いながら、
せっせと花びらを摘まんでいる子もいます。
園の先生が言います。
あの子が少し気になるんです。
年中さんの女の子。
スローペースにマイペースで
活動に参加しています。
一斉指示で動けない訳ではありません。
けれどテンポが遅くて、
他の子と同時には動けていません。
動きが止まっていることもあります。
時に別のことを始めてしまうことも。
個別に声掛けをして促すと
おっとりと応じます。
身の回りのことは自分で出来るし、
大人しくて優しいので
他の子とトラブルになることもまずありません。
けれど、このまま小学校に上がったら?
他の子ども達に、学習に、ついていけるだろうか?
先生が心配しています。
小学校に上がると
保育園程の手厚さで関わってもらうことが
難しくなります。
先生の目が届かない時間が増えます。
毎日新しいことを学んでいく環境に
身を置くことになります。
大人しくてトラブルを起こすこともないと、
困っていることに気付いてもらいにくいことがあります。
今のうちから何らかの支援に
つながった方がよいのではないか?
保護者さんは特に気にされている様子もなく、
必要性も感じられていないようです。
集団の中だからこそ、
多くの子ども達を見ているからこそ、
見えてくる子どもの姿があります。
どうしたら必要な支援に繋げていけるのか?
もどかしいことも多々あるのです。