こんばんは。
土曜日の夜、
温泉街を歩くと夜神楽のお囃子が
聞こえて来る温泉津です。
今日はかんしゃくについて書いてみます。
5歳の男の子がお母さんに連れられて
発達相談にやって来ました。
かんしゃくが激しくて対応に困っている、
とお母さん。
男の子は緊張した様子で
こちらをチラチラ見ています。
質問をするとモジモジして
答えが返って来ません。
お母さんを交えて話していると、
ポツポツ言葉が出てくるようになりました。
何を聞かれるのか?
何をさせられるのか?
これで合っているのか?
不安が高そうな印象です。
玩具を出して遊びを促すと、
お母さんを誘って玩具の傍へと寄りました。
とっかかりはお母さんと一緒にでしたが、
じきに一人で集中して遊びます。
お母さんによると、
家では思い通りにならないことがあると、
怒り出し、大荒れするとのこと。
よくよく話を聞くと、
いつもいつもという訳ではなさそうです。
新年度、運動会の時期など、
環境の変化で負荷がかかる時期には多いよう。
また、寝不足、暑い、空腹といった、
体のちょっとした不快感がある時にも多そうです。
自分のこだわりや想定があって、
そのようにならない時にイライラ。
イライラがつのって爆発。
その背景に心理的、身体的な
負荷がかかっていると、
いつもなら大丈夫なささいなことで
爆発しやすくなります。
いつも以上にかんしゃくの頻度が多い、
程度が強いというような場合、
その子はどんな状況にあるのか?
背景に意識を向けてみて下さいね。
対応のヒントがあるかも知れません。
また、かんしゃくを起こした時に、
子どもの要求を叶えることはしない方がいいです。
かんしゃくを起こしたら、要求が通る!
という学びをしてしまいます。
どうぞ気持ちを強く持って、
ダメなものはダメと、
きちんと線引きをしてあげて下さいね。
こんばんは。
温泉津こどもクリニックです。
保育園を訪ねて行きました。
園庭で子ども達が遊んでいます。
こちらに気付いて「何しに来たの?」と聞く子、
「ダンゴムシ!」と虫カゴを見せにくる子、
こちらをジッと見たまま固まっている子、
様々です。
風が吹いて、桜が舞ってキャーっと楽しそう。
「もう!桜が邪魔する!」と言いながら、
せっせと花びらを摘まんでいる子もいます。
園の先生が言います。
あの子が少し気になるんです。
年中さんの女の子。
スローペースにマイペースで
活動に参加しています。
一斉指示で動けない訳ではありません。
けれどテンポが遅くて、
他の子と同時には動けていません。
動きが止まっていることもあります。
時に別のことを始めてしまうことも。
個別に声掛けをして促すと
おっとりと応じます。
身の回りのことは自分で出来るし、
大人しくて優しいので
他の子とトラブルになることもまずありません。
けれど、このまま小学校に上がったら?
他の子ども達に、学習に、ついていけるだろうか?
先生が心配しています。
小学校に上がると
保育園程の手厚さで関わってもらうことが
難しくなります。
先生の目が届かない時間が増えます。
毎日新しいことを学んでいく環境に
身を置くことになります。
大人しくてトラブルを起こすこともないと、
困っていることに気付いてもらいにくいことがあります。
今のうちから何らかの支援に
つながった方がよいのではないか?
保護者さんは特に気にされている様子もなく、
必要性も感じられていないようです。
集団の中だからこそ、
多くの子ども達を見ているからこそ、
見えてくる子どもの姿があります。
どうしたら必要な支援に繋げていけるのか?
もどかしいことも多々あるのです。