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Yunotsu Kodomo Note
2026.03.26 - 9:54 PM Yunotsu Kodomo Note

重力に逆らって

こんばんは。

今日は抗重力について書いてみます。

療育施設には色んな子ども達がやって来ます。

先天的、後天的に

身体に障害を持っている子もいます。

先天性の病気で受診し、リハビリをしている男の子。

全体的にゆっくりとした発達です。

1歳を過ぎてまだお座りはできません。

歩けるようになるだろうか?

ご両親が心配されています。

歩けるようになるには

抗重力姿勢を保てるようになる必要があります。

重力に逆らって姿勢を維持する状態です。

生まれたての赤ちゃんは

腕を持ち上げることも大変です。

重力に逆らわないと

腕は持ち上がらないのです。

腕が持ち上がる、

足が持ち上がる、

寝返りできる、etc.

全て重力に逆らう力が必要です。

うつ伏せで胸を持ち上げる、

四つ這いの姿勢になる、

お座りをする、

掴まり立ちをする、

伝い歩きをする、

ひとりで立つ、

そして歩く。

歩けるようになる方向へと

抗重力姿勢を維持できるようになるにつれて、

床と接している体の面積が

どんどん小さくなっていきます。

さらに、姿勢を維持するためには、

小さくなっていく面積の内側で、

重心を維持することが求められます。

歩くためには、一歩一歩

移動していく重心に適応する必要があります。

歩けるようになるか?

歩けるようになる

と断言は出来ませんが、

歩けるようにならない

とも断言出来ません。

どちらの可能性もあります。

大きな目標を達成するにはどうすればよいか?

まずは、

そこに到達するために必要な要素は何か?

そこに到達する妨げとなっているものは何か?

を把握する。

その上で、

どうすれば必要な要素を獲得できるのか?

どうすれば妨げがなくなるのか?

そのために今できることは何か?

を検討する。

その時、その時の状況を把握して、

目標に到達するために必要な経験を積んでいく。

環境と経験で、可能性は

如何様にも変わるのではないかと思います。

そして目標を達成するために

頼れる人や、使える制度を

十分に活用してもらえたらと思っています。

Yunotsu Kodomo Note

2026.06.17
曖昧な発音には

こんばんは。

今日は滑舌について書こうと思います。

発達相談に来たのは5歳の男の子。

言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。

話しはするものの、

音が曖昧で聞き取りづらさがあり、

聞き返しが必要なことがある。

慣れている家族だと分かるけれど、

慣れていない人だと中々通じない。

言葉の発達がゆっくりで

1歳半健診では意味のある言葉が

まだ出ていませんでした。

2歳頃までに単語が増えたものの、

2語文が出始めたのは3歳頃。

3語文は4歳までには出て来るように。

5歳になった今、文章で話しますが、

話すことが得意か?

と言うとそうでもなさそうです。

質問すると、

単語か、首を振るかで応じます。

家では?というと、

聞かれたら答えるけれど、

自分からはあまり話さない。

必要に迫られると

訥々と話すという状態。

ご飯を食べる時によく噛みますか?

と確認すると、

あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。

言葉を話すには口の運動が必要です。

つまり唇や舌を自在に扱えること。

それに呼吸運動も必要です。

出したい音の形を口で維持して、

息を吐く。

言葉が明瞭になるために

何をしたらよいか?

ご飯の時にしっかり噛む。

ブクブクうがいをする。

シャボン玉、笛、などの吹く遊び。

あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。

日常生活動作や遊びで、

口や顔をしっかりと動かすこと。

そして何より話すこと。

今日は何があった?

どんな楽しいことをした?

どんな嬉しいことがあった?

困ったことはあったかな?

教えて、教えて。

話すのが楽しい!

という環境を作って、

話す機会を日々もってあげて下さいね。