予約制
診察日
第1〜第3 木・金・土曜日
第2・第3 月曜日
診察時間
8:30〜12:00(受付11:00まで)
*当日予約可
診察のご予約・ご相談 お問合せ
Yunotsu Kodomo Note
2026.04.01 - 9:50 PM Yunotsu Kodomo Note

言葉の要らない世界

こんばんは。

お隣、江津市の知人宅で

ツバメが子育てを始めていました。

そんな石見地方です。

今日も言葉への関りについて書いてみます。

発達相談に来たのは3歳の男の子とご両親。

相談内容は、言葉が遅い。

3歳になった今も言葉は単語レベルです。

アンパン、ネーネ、イヤ、どうぞ、あっち、etc.

出てくる単語は増えつつありますが、

まだ二語文も出ていません。

言っていることは分かっているようで、

簡単な指示には従います。

診察室での様子を見ていると、

人への関心は高く、

人と一緒に遊ぶことを楽しみます。

表情の変化も豊かです。

要求があると、

視線、

寄って来る、

声を出す、

差し出す、

指差し、

などで訴えます。

誰かと何かを共有することも嬉しいよう。

家でも同様に

言葉以外の方法で要求を伝えることが

ほとんど、とのこと。

家族構成は、というと、

お父さん、お母さん、お姉さんが3人。

上2人のお姉さんは中学生と小学生で、

年が少し離れています。

面倒見がよく、しっかりと男の子の

相手をしてくれるとのこと。

何か要求があると、

サッと察知して対応してくれるよう。

男の子は、言葉が要らない環境にあるのです。

言葉には気付いているので、

簡単な指示には従いますし、

単語は出ています。

けれど、単語以上の表現は不要です。

言語外のコミュニケーションで

充分事足りているのです。

お父さん、お母さんもそこは感じられていて、

言っていることは分かっているので

焦ってはいません。

環境のせいもあるかなと思っています。

ただもう3歳になるので一応来ました。

とのこと。

確かに、今のところ男の子にも家族にも、

困り感はありません。

けれど、家の中だけで男の子の生活が

完結するわけではありません。

言葉を引き出す関りを

していってもらえたら、と思います。

沢山の新しい言葉を聞かせるとともに、

要求の言葉が出てくるのを

少し待ってあげる。

言葉が伝わる嬉しさを

感じる経験を積んでいく。

男の子が持っている可能性を

豊かに表出させる関りをぜひ、

と思います。

Yunotsu Kodomo Note

2026.06.17
曖昧な発音には

こんばんは。

今日は滑舌について書こうと思います。

発達相談に来たのは5歳の男の子。

言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。

話しはするものの、

音が曖昧で聞き取りづらさがあり、

聞き返しが必要なことがある。

慣れている家族だと分かるけれど、

慣れていない人だと中々通じない。

言葉の発達がゆっくりで

1歳半健診では意味のある言葉が

まだ出ていませんでした。

2歳頃までに単語が増えたものの、

2語文が出始めたのは3歳頃。

3語文は4歳までには出て来るように。

5歳になった今、文章で話しますが、

話すことが得意か?

と言うとそうでもなさそうです。

質問すると、

単語か、首を振るかで応じます。

家では?というと、

聞かれたら答えるけれど、

自分からはあまり話さない。

必要に迫られると

訥々と話すという状態。

ご飯を食べる時によく噛みますか?

と確認すると、

あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。

言葉を話すには口の運動が必要です。

つまり唇や舌を自在に扱えること。

それに呼吸運動も必要です。

出したい音の形を口で維持して、

息を吐く。

言葉が明瞭になるために

何をしたらよいか?

ご飯の時にしっかり噛む。

ブクブクうがいをする。

シャボン玉、笛、などの吹く遊び。

あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。

日常生活動作や遊びで、

口や顔をしっかりと動かすこと。

そして何より話すこと。

今日は何があった?

どんな楽しいことをした?

どんな嬉しいことがあった?

困ったことはあったかな?

教えて、教えて。

話すのが楽しい!

という環境を作って、

話す機会を日々もってあげて下さいね。