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Yunotsu Kodomo Note
2026.04.04 - 8:13 PM Yunotsu Kodomo Note

子どものデジタル機器使用は0に!?

こんばんは。

昨日と打って変わって雨と風、戸がカタカタと鳴り、

何だか冬を感じさせるような温泉津です。

今日は子どもとデジタル機器使用について書いてみます。

3月27日、

イギリス政府が5歳以下の子供のスクリーンタイム

(デジタル機器画面を見ている時間)

に関するガイドラインを発表しました。

Screen time guidance for under 5s

2歳未満は0

2-5歳は1日1時間まで

かなり厳しい内容です。

スマホ、タブレット、SNS、AIなどの

登場から時間が経過し、

すっかり日常生活の中に浸透しました。

その結果、子どもの発達への影響に関する知見が

蓄積してきたのかと思います。

依存性、中毒性が言われるようなり、

SNSの運用会社やAIの会社が

訴訟を起こされている昨今です。

子どものデジタル機器使用を制限することで、

子どもにとってよい効果が本当にあるのか?

実際に使用を制限したことで、

行動が落ち着き、

問題行動が減り、

親子の関係がよくなり

発達がぐっと進んだ

そんな子ども達に出会ってきました。

今回のガイドラインでは、

2歳未満の子どものデジタル機器使用は0

としています。

ただし、保護者との愛着、交流、会話を促すような

共同活動は除くとされています。

『Avoid screen time other than for shared activities with family that encourage bonding, interaction and conversation.』

UK Government 『Screen time guidance for under 5s

(2026年3月27日付より)

生身の人とのやり取りがまず大事で、

そのきっかけとしての利用なら大丈夫

ということかと思います。

以前の記事にも書きましたが、

発達相談に来た3歳の男の子が、

デジタル機器使用時間を大幅に減らし、

視聴した内容をご両親と一緒にやってみる

という形に変えたところ、

1か月でグンッと成長していました。

デジタル機器は使い方でこんなに変わるのだ、

と実感させてもらいました。

日常生活の中で、

もはや無くてはならない存在

となっているデジタル機器。

0にするのは難しい。

子どもにとってプラスとなるように、

どう付き合うか?

身近な大人の意識が大事です。

イギリス政府のガイドラインには、

付き合い方の参考になる情報が

簡潔に書かれていましたよ。

よかったら読んでみて下さいね。

英語は、ちょっと・・・?

大丈夫、Google翻訳などで

AIがスムーズな翻訳をしてくれますよ。

AIの中毒になることなく、

便利なツールとしてAIを活用出来る力を

どうぞ育んであげて下さいね。

そのためにも、

ぜひ、リアルなやり取りを

コツコツと。

Yunotsu Kodomo Note

2026.04.13
大人しくて心配

こんばんは。

温泉津こどもクリニックです。

保育園を訪ねて行きました。

園庭で子ども達が遊んでいます。

こちらに気付いて「何しに来たの?」と聞く子、

「ダンゴムシ!」と虫カゴを見せにくる子、

こちらをジッと見たまま固まっている子、

様々です。

風が吹いて、桜が舞ってキャーっと楽しそう。

「もう!桜が邪魔する!」と言いながら、

せっせと花びらを摘まんでいる子もいます。

園の先生が言います。

あの子が少し気になるんです。

年中さんの女の子。

スローペースにマイペースで

活動に参加しています。

一斉指示で動けない訳ではありません。

けれどテンポが遅くて、

他の子と同時には動けていません。

動きが止まっていることもあります。

時に別のことを始めてしまうことも。

個別に声掛けをして促すと

おっとりと応じます。

身の回りのことは自分で出来るし、

大人しくて優しいので

他の子とトラブルになることもまずありません。

けれど、このまま小学校に上がったら?

他の子ども達に、学習に、ついていけるだろうか?

先生が心配しています。

小学校に上がると

保育園程の手厚さで関わってもらうことが

難しくなります。

先生の目が届かない時間が増えます。

毎日新しいことを学んでいく環境に

身を置くことになります。

大人しくてトラブルを起こすこともないと、

困っていることに気付いてもらいにくいことがあります。

今のうちから何らかの支援に

つながった方がよいのではないか?

保護者さんは特に気にされている様子もなく、

必要性も感じられていないようです。

集団の中だからこそ、

多くの子ども達を見ているからこそ、

見えてくる子どもの姿があります。

どうしたら必要な支援に繋げていけるのか?

もどかしいことも多々あるのです。