カメムシが増えた。
冬になる前からいたのだが、冬の厳しい寒さのせいか減っていた。
それが最近また増えてきた。
どこから入って来るのだろう?
全ての扉、窓という窓はきちんと閉まっているというのに。
気付いたら家の中にいる。
温泉津のカメムシは大きい。
全長2cm程ある。
(実際横にそっと定規を置いて測ってみた)
こげ茶色の堅そうなボディは変形菱形。
2本の触覚の一部は白色。
左右3本ずつ、計6本ある足でノソノソ歩く。
基本的にあまり動かない。
ずっとじっとしている。
1日、2日、3日。
まだ同じ所にいる。
4日、5日。
あれ?いなくなっている。
一体どこに行ったのだろう?
最初の頃はティッシュで摘まんでは、
せっせと外にポイっと放り投げていた。
一昨年、去年と大量に発生し、
もういいや、という心境に至る。
家の中にカメムシがいる。
それが当たり前になってしまった。
知人達はどうしているのか?
カメムシにはガムテープ!
ペットボトルが一番!
カメムシ用の薬が効く。
あ、いるなって感じ。
それぞれだが、あ、いるな、は
やや少数派のようだ。
私はもはや少数派に属するようになった
ということになる。
大阪で見るカメムシは緑色だった。
鮮やかな黄緑色。
もしくは小さなドーム状の艶っとしたやつだった。
(日本には約1,300種いるらしい)
それに家の中でなんて見かけたことが無かった。
温泉津は家の中にカメムシがいるのが当然の土地。
どの家にもいる様子。
カメムシの話題を振ると、
その場に居る皆が
口々にカメムシ談議に参加する。
最近増えたよね。
暖かくなったからね。
大きくなったよね。
越冬して成長したのかもね。
でもまだ動きは緩慢じゃない?
そうかな?
色んな情報が提供される。
夜になると飛ぶよね。
暖まると飛ぶらしいよ。
結構うるさい。
ブーンと飛んで、バチっと壁に張り付く。
あの匂い出す時と出さない時の違いが分からない。
パクチーの匂いね。
それぞれの経験が共有される。
どっから入るんだろうね?
閉まっているのにね。
閉まってるサッシの枠内に
びっしり整列してるんだって。
カメムシのタワマンみたいになってるよ。
開けたら落ちてくる。
びっくりするよね。
信じられないことに、
だんだんカメムシがいるという状況に
慣れていくのだ。
暖まるとカメムシは飛ぶ。
前の4本の足は曲げて、
後ろの2本の足はブランと伸ばして
ブーンと飛ぶ。
ちょっとハングライダーのようだ。
カメムシは触覚の手入れをする。
前の2本の足で触覚の1本をしごている。
猫の毛づくろいのようだ。
カメムシは伸びをする。
前の2本の足をぐっと前へ伸ばして
ストレッチしていた。
私と一緒だ。
あぁ、カメムシが家の中にいることが
当たり前となり、
じっくり観察するまでになってしまった。
何時になったら我が家から
いなくなってくれるのだろうか?
このまま次の冬も我が家で
越冬するつもりだろうか?
トイレの便座の下にまで潜んで
驚かせるのはやめてほしい。
(掃除をしようと便座を持ち上げたら
潜んでいたのには心底驚いた)
うぎゃっ!こんなところに!?ランキング
1位:便座の下
2位:大きめの洗濯ばさみのバネの部分
3位:ティーポットの注ぎ口
こんばんは。
温泉津こどもクリニックです。
保育園を訪ねて行きました。
園庭で子ども達が遊んでいます。
こちらに気付いて「何しに来たの?」と聞く子、
「ダンゴムシ!」と虫カゴを見せにくる子、
こちらをジッと見たまま固まっている子、
様々です。
風が吹いて、桜が舞ってキャーっと楽しそう。
「もう!桜が邪魔する!」と言いながら、
せっせと花びらを摘まんでいる子もいます。
園の先生が言います。
あの子が少し気になるんです。
年中さんの女の子。
スローペースにマイペースで
活動に参加しています。
一斉指示で動けない訳ではありません。
けれどテンポが遅くて、
他の子と同時には動けていません。
動きが止まっていることもあります。
時に別のことを始めてしまうことも。
個別に声掛けをして促すと
おっとりと応じます。
身の回りのことは自分で出来るし、
大人しくて優しいので
他の子とトラブルになることもまずありません。
けれど、このまま小学校に上がったら?
他の子ども達に、学習に、ついていけるだろうか?
先生が心配しています。
小学校に上がると
保育園程の手厚さで関わってもらうことが
難しくなります。
先生の目が届かない時間が増えます。
毎日新しいことを学んでいく環境に
身を置くことになります。
大人しくてトラブルを起こすこともないと、
困っていることに気付いてもらいにくいことがあります。
今のうちから何らかの支援に
つながった方がよいのではないか?
保護者さんは特に気にされている様子もなく、
必要性も感じられていないようです。
集団の中だからこそ、
多くの子ども達を見ているからこそ、
見えてくる子どもの姿があります。
どうしたら必要な支援に繋げていけるのか?
もどかしいことも多々あるのです。