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Yunotsu Kodomo Note
2026.04.06 - 7:41 PM Yunotsu Kodomo Note

背筋>>腹筋

こんばんは。

満開の花びらが時々風に舞い上がる温泉津です。

今日は体の使い方について書いてみます。

4か月健診に行きました。

問診、計測、離乳食の話、

絵本の紹介などが終わって

赤ちゃんが順番に診察室に入ってきます。

男の子が、お母さんに抱っこされて入ってきました。

荷物を持ったお父さんも一緒です。

聴診の後、ベッド上に仰向けにゴロン。

追視などを確認してから、

両手を持って引き起こします。

首が座っているか確認です。

ぐーっと引き起こしていくと、

ぐいーんっと仰け反って、

頭が後ろに残ってしまいました。

腰の辺りまでは起き上がっているものの、

お腹から頭にかけては弓なりで、

顔が向こうを向いたままです。

うつ伏せにすると、

またもやぐーんっと全身が反りました。

両腕を着いて肘で支えていますが、

腕や胸やお腹を使って頭を持ち上げるのではなく、

背中の筋肉を使って持ち上げています。

背中側>>お腹側。

背筋が優位に働いています。

お母さんとお父さんに説明します。

背中側をよく使う体になっていますね。

背筋を使って、反ってしまいやすいです。

うつ伏せでも、背中を使って頭を持ち上げていますよ。

この時期は

目がよりよく見えるようになってくるので、

見たくて更に反りやすくなります。

例えば、仰向けで寝ている時に、

頭の向こうに何か気になるものがあると、

反り返って見ようとしますよ。

背筋がより強化されてしまいます。

お母さんがああ!と声を出します。

お父さんが頷いています。

思い当たるところがあるようです。

背中側が強いのが悪いわけではありませんが、

バランスよくお腹側も使ってもらいたい。

仰向けの時、うつ伏せの時、

それぞれ、どのように環境を整え

どう関わったらよいか、

抱っこの時にどこを意識して、

どのような姿勢を取るようにしたらよいか、

お母さんとお父さんに話します。

その子その子の体つきや体質に加えて、

どう過ごすか?どう関わってもらうか?で、

体の使い方は変わっていきます。

成長と共に、自分の体が扱いやすくなるように、

何を経験させたらいいのかな?と

検討してあげて下さいね。

Yunotsu Kodomo Note

2026.04.13
大人しくて心配

こんばんは。

温泉津こどもクリニックです。

保育園を訪ねて行きました。

園庭で子ども達が遊んでいます。

こちらに気付いて「何しに来たの?」と聞く子、

「ダンゴムシ!」と虫カゴを見せにくる子、

こちらをジッと見たまま固まっている子、

様々です。

風が吹いて、桜が舞ってキャーっと楽しそう。

「もう!桜が邪魔する!」と言いながら、

せっせと花びらを摘まんでいる子もいます。

園の先生が言います。

あの子が少し気になるんです。

年中さんの女の子。

スローペースにマイペースで

活動に参加しています。

一斉指示で動けない訳ではありません。

けれどテンポが遅くて、

他の子と同時には動けていません。

動きが止まっていることもあります。

時に別のことを始めてしまうことも。

個別に声掛けをして促すと

おっとりと応じます。

身の回りのことは自分で出来るし、

大人しくて優しいので

他の子とトラブルになることもまずありません。

けれど、このまま小学校に上がったら?

他の子ども達に、学習に、ついていけるだろうか?

先生が心配しています。

小学校に上がると

保育園程の手厚さで関わってもらうことが

難しくなります。

先生の目が届かない時間が増えます。

毎日新しいことを学んでいく環境に

身を置くことになります。

大人しくてトラブルを起こすこともないと、

困っていることに気付いてもらいにくいことがあります。

今のうちから何らかの支援に

つながった方がよいのではないか?

保護者さんは特に気にされている様子もなく、

必要性も感じられていないようです。

集団の中だからこそ、

多くの子ども達を見ているからこそ、

見えてくる子どもの姿があります。

どうしたら必要な支援に繋げていけるのか?

もどかしいことも多々あるのです。