こんばんは。
朝まで続いた雨が上がって、
朝から晴れ上がった温泉津です。
今日は体の使い方について書いてみます。
お母さんに連れられて
発達相談に来たのは1歳半を過ぎた男の子。
1歳半健診でまだ歩けておらず、
経過フォローとなりました。
トコトコと、ご機嫌で歩いています。
健診の数日後から
歩くようになったとのこと。
あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、
歩くことが楽しい様子。
歩き方はというと、
両方の爪先が外を向き、
ペタペタとした歩き方です。
足幅はまだ広めで、
それほど足は持ち上がっていません。
安定していますが、
これからまだまだ経験を積んで、
より上手になっていく途上にあります。
慎重な性格のようで、
ちょっとした段差ではお母さんに手を差し伸べ、
手をつないでこなします。
台からの立ち上がりも、
より安心な方へと向きを変え、ゆっくりと。
階段はどうですか?と聞くと、
上りは四つ這いで、下りは座った状態で安全に。
しゃがんだり、立ったり、
玩具を持って歩いたり、
バランスを崩して体勢を立て直したりと、
体の使いこなしが徐々に進んでいるようです。
全体的に筋肉が柔らかい印象で、
ギュッと力を入れて
体を固めて姿勢を保つ様子もありました。
これから先、平らなところだけでなく、
凸凹した地面、土の上や砂の上、
ちょっとした坂道なども、
どんどん歩いて、しっかり筋力をつけ、
バランスのとり方もより上手に
なっていってもらえたらと思います。
それに、緊張している肩や肩甲骨周りの筋肉を
ほぐすために、お風呂上りなどにマッサージもぜひ。
使って、緩めて、
より上手に体を使えるように、
どうぞ関わってあげて下さいね。
こんばんは。
温泉津こどもクリニックです。
保育園を訪ねて行きました。
園庭で子ども達が遊んでいます。
こちらに気付いて「何しに来たの?」と聞く子、
「ダンゴムシ!」と虫カゴを見せにくる子、
こちらをジッと見たまま固まっている子、
様々です。
風が吹いて、桜が舞ってキャーっと楽しそう。
「もう!桜が邪魔する!」と言いながら、
せっせと花びらを摘まんでいる子もいます。
園の先生が言います。
あの子が少し気になるんです。
年中さんの女の子。
スローペースにマイペースで
活動に参加しています。
一斉指示で動けない訳ではありません。
けれどテンポが遅くて、
他の子と同時には動けていません。
動きが止まっていることもあります。
時に別のことを始めてしまうことも。
個別に声掛けをして促すと
おっとりと応じます。
身の回りのことは自分で出来るし、
大人しくて優しいので
他の子とトラブルになることもまずありません。
けれど、このまま小学校に上がったら?
他の子ども達に、学習に、ついていけるだろうか?
先生が心配しています。
小学校に上がると
保育園程の手厚さで関わってもらうことが
難しくなります。
先生の目が届かない時間が増えます。
毎日新しいことを学んでいく環境に
身を置くことになります。
大人しくてトラブルを起こすこともないと、
困っていることに気付いてもらいにくいことがあります。
今のうちから何らかの支援に
つながった方がよいのではないか?
保護者さんは特に気にされている様子もなく、
必要性も感じられていないようです。
集団の中だからこそ、
多くの子ども達を見ているからこそ、
見えてくる子どもの姿があります。
どうしたら必要な支援に繋げていけるのか?
もどかしいことも多々あるのです。