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Yunotsu Kodomo Note
2026.04.11 - 8:25 PM Yunotsu Kodomo Note

子どもの見立て

こんばんは。

風は強いもののよく晴れた温泉津です。

今日は子どもの見立てと関わり方

について書いてみます。

発達凸凹のあるお子さんの

オンライン子育て相談会に参加しました。

参加者は子育て中の保護者さん達、

発達相談に従事されている言語療法士さん、

発達診療歴40年超の小児科の先生、

それに私です。

生活動作が身に付いていない。

保護者さんの一人が、

困りごととして挙げられました。

お子さんは小学6年生の反抗期。

ランドセルを片付ける。

洗濯物を洗濯カゴに入れる。

ゴミをゴミ箱に捨てる。

声を掛けたら渋々やる、

もしくは反抗的な態度で抵抗してやらない。

ルーティン化出来ていないことを

ルーティン化するには、

流れをスムーズにする必要がある

という話になりました。

他の保護者さんが、我が家の取り組み、

として紹介してくれました。

トイレに行く時は、ズボンを脱ぎ、下着も脱ぎます。

なので、夕食後にトイレに行ったら、

そのまま全部脱いで衣類は洗濯カゴの中へ。

その流れで、お風呂へ。

お風呂の中では、ついでに歯磨き。

ついでに出来て、わざわざが減る、

トイレ→お風呂→歯磨きコース。

機嫌よく応じてくれて、

すっかり夜のルーティンとして

習慣化されたとのことです。

ここで大事なのは声の掛け方。

洗濯物をカゴに入れたら、

あっ出来てるね!助かる。

お風呂に入って歯磨きをしたら、

今日も磨けてるね!

カゴに入れたら褒められる。

歯磨きをしたら褒められる。

やったら褒められて何かいい感じ。

ルーティン化するために、

まずはステップを減らして

ついでに出来るよう、流れを整えます。

やれたことは言語化して認め、

ポジティブなフィードバックを返していきます。

すっかり習慣化してしまうまで

調整しつつ繰り返し。

その時その時、子どもの年齢毎、状況毎に

取り組む課題を見極めて関わっていく。

子どもの行動を

どんな視点で、どう捉えるか

で環境の整え方や関り方も変わっていきます。

おやおや、困ったな・・・があったら、

色んな専門家に相談してみて下さいね。

温泉津こどもクリニックでも相談受けてますよ。

Yunotsu Kodomo Note

2026.05.11
あたまの形①

こんばんは。

週末に子育てママに向けて、

お話会をさせてもらいました。

せっかくなので、何回かに分けて、

こちらでもご紹介したいと思います。

頭の形と運動発達、

ということで書いていきます。

ここ数年、健診をしていても、

とても増えてきた質問です。

頭の形が気になります。

大丈夫でしょうか?

どうしたらいいですか?

ということで、

お答えしていきますね。

流れとしては、

頭の形の

なぜ?

どうなる?

どうしたら?

の順で進めていきたいと思います。

なぜ?というは、

どうして頭の形の変形が起きるのか?

ということですね。

どうなる?は、その後の経過。

頭の形が変形して、その後どうなっていくのか?

頭の形は?運動発達は?など。

そして、どうしたら?は、

このまま放っておいてもいいのか?

あるいは治療した方がいいのか?

いつまで様子を見たらいいのか?

どのタイミングで治療を検討したらいいのか?

ということですね。

さて、まず質問です。

お子さんの頭の形、気になりますか?

実際のところ、結構気されているお母さんが多いです。

では、次の質問です。

ご自身の頭の形は?

どうでしょう ?気になりますか?

こちらは、あまりおられないようです。

これが答えなのかも知れないな?

とも思います。

つまり、

大人になったらほとんど気にならなくなる。

本人はそんなに気にしていない

ということですね。

とはいえ、

今目の前にいる赤ちゃんの頭の形は

気になりますよね?

ということで、学んでいきましょう。

まずは頭の形のなぜ?です。

最初に赤ちゃんの頭の骨の特徴を

お伝えしたいのですが、

何かご存知でしょうか?

赤ちゃんの頭の骨の特徴について?

うーん、そういえば聞いたことがあるような・・・?

何だったっけ?

はい、思い出したでしょうか?

柔らかい!

そうですね。

赤ちゃんの頭の骨は、まだとても柔らかくて弱いです。

骨がくっついていない!

そうなんです。

赤ちゃんの頭の骨はいくつかのパーツに分かれていて、

骨と骨が、まだ完全にはくっついないんですね。

ガッチリとは癒合していない状態になってます。

頭の骨は、

前頭骨、

頭頂骨、

側頭骨、

後頭骨、

といった具合にパーツに分かれています。

それらの骨が、

まだ完全にはくっついていません。

緩い結合状態になっていて、

骨と骨との間に余裕があります。

骨と骨のつなぎ目部分を、

縫合、というのですが、

前頭骨の左右の骨を繋ぐのが前頭縫合、

前頭骨と頭頂骨を繋ぐのが冠状縫合、

頭頂骨の右と左を繋ぐのが矢状縫合、

頭頂骨と後頭骨を繋ぐのがλ縫合、

(覚えなくてもいいですよ)

という風な形で、

それぞれのつなぎ目に

「〇〇縫合」という名前が付いています。

さて、左右の前頭骨と左右の頭頭骨、

4つの骨が合わさるところが大泉門になります。

恐らく聞いたことがありますね?

大泉門。

まだ骨が無い部分です。

見ていると、ペコペコと動いていたりしますよ。

そして、左右の頭頂骨と後頭骨、

これら3つの骨が合わさるところが小泉門です。

小泉門は割と早く閉じてしまいますが、

大泉門は結構遅くて、

だいたい 1歳半ぐらい遅いと 2歳くらい。

閉じるのに時間がかかります。

では、何故頭の骨はパーツに分かれているのか?

何か思い付くでしょうか?

そう、産まれやすくするため。

赤ちゃんが産まれてくる時には、

狭い産道を通って来ますよね?

狭い産道を通って来る時に、

頭の骨がガッチリと固まってしまっていると

通れない可能性があります。

なので、頭の骨はパーツに分かれていて、

場合によっては骨と骨を重なった状態にして、

頭をちっちゃくして出てこようとします。

これが、骨がパーツに分かれている利点のひとつですね。

他に何か思い付くことがありますか ?

思い付きましたね?

はい、そうです。

赤ちゃんの頭、つまり脳は、

生まれてから、

どんどんどんどん大きくなっていきます。

どんどん大きくなっていくのに合わせて、

骨も大きくなっていく必要がある。

ガッチリ固まっていると、

大きくなりづらいですよね?

パーツに分かれて余裕がある方が、

脳が大きくなるのに合わせていきやすいです。

そういう仕組みになっているんですね。

合理的です。

長くなってきたので、今日はこの辺で。

お読み頂きありがとうございました。

続きはまた明日!