こんばんは。
温泉津こどもクリニックです。
今日は描くことについて書こうと思います。
2歳の女の子がご両親と来院しました。
初めての場所、初めての人に警戒した様子。
じぃっと上目遣いでこちらを見ています。
表情硬く、お父さんの膝に座っていましたが、
徐々にほぐれて来たのか、
自分でお父さんの膝から床に降りました。
そして、チラッとこちらを見ながら
トコトコ歩いて小上がりスペースへと移動。
時々こちらを見つつ、
置いてあった箱の中身を取り出します。
お父さんが傍へと寄りました。
ペンの入った袋からペンを取り出し、
画用紙に描き始めました。
右手に鉛筆持ちでペンを持ち、
左手を紙に添えてグイグイと描きます。
ピンク、緑、茶、黒、紫、オレンジ。
ペンを取り出してはお父さんに見せ、
ペンのキャップを取っては描き、
またキャップをして、
次の色で。
集中して描きます。
話が終わって片付けを促すと拒否。
まだまだ描き足らないようで、
片付けに一生懸命抵抗しています。
有無を言わさず片付けられて
ワーッと泣き出しました。
お父さんが抱き上げます。
この絵、持って帰る?
もらっていい?
じっと見ています。
ここで飾らせてもらっていい?
掲示板を前に、
ここがいいかな?
こっち?
と聞くと、頷きました。
姿勢、
ペンの持ち方、反対の手の役割、
キャップを取ったり嵌めたりの手の操作、
などなど、
描くことから見えてくる沢山の事柄があります。
何の絵?と聞かれたら、
正直何だか分かりません。
けれど2歳の今の素敵な絵です。

こんばんは。
今日は滑舌について書こうと思います。
発達相談に来たのは5歳の男の子。
言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。
話しはするものの、
音が曖昧で聞き取りづらさがあり、
聞き返しが必要なことがある。
慣れている家族だと分かるけれど、
慣れていない人だと中々通じない。
言葉の発達がゆっくりで
1歳半健診では意味のある言葉が
まだ出ていませんでした。
2歳頃までに単語が増えたものの、
2語文が出始めたのは3歳頃。
3語文は4歳までには出て来るように。
5歳になった今、文章で話しますが、
話すことが得意か?
と言うとそうでもなさそうです。
質問すると、
単語か、首を振るかで応じます。
家では?というと、
聞かれたら答えるけれど、
自分からはあまり話さない。
必要に迫られると
訥々と話すという状態。
ご飯を食べる時によく噛みますか?
と確認すると、
あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。
言葉を話すには口の運動が必要です。
つまり唇や舌を自在に扱えること。
それに呼吸運動も必要です。
出したい音の形を口で維持して、
息を吐く。
言葉が明瞭になるために
何をしたらよいか?
ご飯の時にしっかり噛む。
ブクブクうがいをする。
シャボン玉、笛、などの吹く遊び。
あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。
日常生活動作や遊びで、
口や顔をしっかりと動かすこと。
そして何より話すこと。
今日は何があった?
どんな楽しいことをした?
どんな嬉しいことがあった?
困ったことはあったかな?
教えて、教えて。
話すのが楽しい!
という環境を作って、
話す機会を日々もってあげて下さいね。