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Yunotsu Kodomo Note
2026.04.24 - 12:16 AM Yunotsu Kodomo Note

眠りのリズム

こんばんは。

今日は眠りについて書こうと思います。

朝陽を浴びるようにしたら、

夜眠るようになりました。

けど、また乱れて来ました。

1歳過ぎの男の子を

育てているお母さんが言いました。

療育施設の外来には

色んな基礎疾患を持った

子ども達もやって来ます。

遺伝子異常があったり、

身体の構造が異なっていたり、

肢体不自由があったり。

脳の構造が構造が

通常とは異なるその子は

睡眠のリズムが中々整いません。

日夜のリズムがついておらず、

眠るタイミングがバラバラ。

その子に付き合うお母さんも、

お父さんも睡眠リズムが乱れてしまいます。

眠っている間に

身体の中で起きていること

は実に様々です。

眠らないとこれらがうまく働かないので

心身が整わなくなります。

睡眠リズムに関与するのが体内時計です。

全身の全ての細胞は体内時計を持っていますが、

この時計は調律が、乱れやすいのです。

これらをしっかり制御してくれるのが、

脳の視交叉上核にあるマスター時計です。

末梢時計とマスター時計の関係は、

よくオーケストラに例えられます。

マスター時計が指揮者、

各細胞の時計はオーケストラの団員。

それぞれの団員が

プカプカ、ピーピー、ヒャラヒャラ、

音を鳴らしてるのを、

マスター時計がピシッと統制してくれます。

その働きに最も大きな影響を与えるのが光。

特に太陽の光です。

男の子は脳の構造が通常とは異なるので、

この視交叉上核が通常通り機能してくれているかは

分かりません。

けれど、地球で生きる生物である以上、

陽光が大きな働きをすることは

間違いないと思います。

光の他、

リズムが安定してく様々な取り組みを

続けてもらえれたらと思います。

いずれ安定したリズムで

生活出来るようになりますから。

Yunotsu Kodomo Note

2026.05.11
あたまの形①

こんばんは。

週末に子育てママに向けて、

お話会をさせてもらいました。

せっかくなので、何回かに分けて、

こちらでもご紹介したいと思います。

頭の形と運動発達、

ということで書いていきます。

ここ数年、健診をしていても、

とても増えてきた質問です。

頭の形が気になります。

大丈夫でしょうか?

どうしたらいいですか?

ということで、

お答えしていきますね。

流れとしては、

頭の形の

なぜ?

どうなる?

どうしたら?

の順で進めていきたいと思います。

なぜ?というは、

どうして頭の形の変形が起きるのか?

ということですね。

どうなる?は、その後の経過。

頭の形が変形して、その後どうなっていくのか?

頭の形は?運動発達は?など。

そして、どうしたら?は、

このまま放っておいてもいいのか?

あるいは治療した方がいいのか?

いつまで様子を見たらいいのか?

どのタイミングで治療を検討したらいいのか?

ということですね。

さて、まず質問です。

お子さんの頭の形、気になりますか?

実際のところ、結構気されているお母さんが多いです。

では、次の質問です。

ご自身の頭の形は?

どうでしょう ?気になりますか?

こちらは、あまりおられないようです。

これが答えなのかも知れないな?

とも思います。

つまり、

大人になったらほとんど気にならなくなる。

本人はそんなに気にしていない

ということですね。

とはいえ、

今目の前にいる赤ちゃんの頭の形は

気になりますよね?

ということで、学んでいきましょう。

まずは頭の形のなぜ?です。

最初に赤ちゃんの頭の骨の特徴を

お伝えしたいのですが、

何かご存知でしょうか?

赤ちゃんの頭の骨の特徴について?

うーん、そういえば聞いたことがあるような・・・?

何だったっけ?

はい、思い出したでしょうか?

柔らかい!

そうですね。

赤ちゃんの頭の骨は、まだとても柔らかくて弱いです。

骨がくっついていない!

そうなんです。

赤ちゃんの頭の骨はいくつかのパーツに分かれていて、

骨と骨が、まだ完全にはくっついないんですね。

ガッチリとは癒合していない状態になってます。

頭の骨は、

前頭骨、

頭頂骨、

側頭骨、

後頭骨、

といった具合にパーツに分かれています。

それらの骨が、

まだ完全にはくっついていません。

緩い結合状態になっていて、

骨と骨との間に余裕があります。

骨と骨のつなぎ目部分を、

縫合、というのですが、

前頭骨の左右の骨を繋ぐのが前頭縫合、

前頭骨と頭頂骨を繋ぐのが冠状縫合、

頭頂骨の右と左を繋ぐのが矢状縫合、

頭頂骨と後頭骨を繋ぐのがλ縫合、

(覚えなくてもいいですよ)

という風な形で、

それぞれのつなぎ目に

「〇〇縫合」という名前が付いています。

さて、左右の前頭骨と左右の頭頭骨、

4つの骨が合わさるところが大泉門になります。

恐らく聞いたことがありますね?

大泉門。

まだ骨が無い部分です。

見ていると、ペコペコと動いていたりしますよ。

そして、左右の頭頂骨と後頭骨、

これら3つの骨が合わさるところが小泉門です。

小泉門は割と早く閉じてしまいますが、

大泉門は結構遅くて、

だいたい 1歳半ぐらい遅いと 2歳くらい。

閉じるのに時間がかかります。

では、何故頭の骨はパーツに分かれているのか?

何か思い付くでしょうか?

そう、産まれやすくするため。

赤ちゃんが産まれてくる時には、

狭い産道を通って来ますよね?

狭い産道を通って来る時に、

頭の骨がガッチリと固まってしまっていると

通れない可能性があります。

なので、頭の骨はパーツに分かれていて、

場合によっては骨と骨を重なった状態にして、

頭をちっちゃくして出てこようとします。

これが、骨がパーツに分かれている利点のひとつですね。

他に何か思い付くことがありますか ?

思い付きましたね?

はい、そうです。

赤ちゃんの頭、つまり脳は、

生まれてから、

どんどんどんどん大きくなっていきます。

どんどん大きくなっていくのに合わせて、

骨も大きくなっていく必要がある。

ガッチリ固まっていると、

大きくなりづらいですよね?

パーツに分かれて余裕がある方が、

脳が大きくなるのに合わせていきやすいです。

そういう仕組みになっているんですね。

合理的です。

長くなってきたので、今日はこの辺で。

お読み頂きありがとうございました。

続きはまた明日!