こんばんは。
今日は発達支援について書いてみます。
運動発達の遅れでフォローを始めた男の子。
その後、運動発達は徐々に進んできましたが、
言葉の遅れが目立ってきました。
2歳後半になって、ポツポツ単語が出始め、
3歳半ばを過ぎて、急激に言葉が増えました。
二語文、三語文も出るようになってきています。
保育園に通っていますが、
毎日行き渋りがあって、大泣きします。
行ってしまえば機嫌よく過ごせています。
新しい人や場所が苦手で、
お父さん、お母さんがよかれと思って
遊びに連れて行ってもイヤがります。
入ってみて興味のあるものが
目の前に来るとノリよく遊び始めます。
感覚の過敏があって
顔に水がかかるのが大嫌い。
頭を洗うのに一苦労です。
お父さん、お母さんの工夫で
何とか洗っています。
一般的に、年齢が進むと、
この年齢ではこれが出来るようになる
という事柄があります。
当初は運動発達の遅れで見ていた子が、
年齢と共に異なる課題が出て来ることは
ちょくちょくあります。
その時その時、
まずは目の前の子どもの現状を
しっかり把握するところから
スタートです。
そして、
その子どもの姿の背景に
何があるのか探っていくことが大切。
その上で適切なサポートを
試行錯誤していく。
この子の成長の先を見据えながら、
その子にとって必要な経験を積める環境を
整えていってあげてもらえたらと思います。
そのために色んな専門家がいますから、
どんどん活用して下さいね。
こんばんは。
週末に子育てママに向けて、
お話会をさせてもらいました。
せっかくなので、何回かに分けて、
こちらでもご紹介したいと思います。
頭の形と運動発達、
ということで書いていきます。
ここ数年、健診をしていても、
とても増えてきた質問です。
頭の形が気になります。
大丈夫でしょうか?
どうしたらいいですか?
ということで、
お答えしていきますね。
流れとしては、
頭の形の
なぜ?
どうなる?
どうしたら?
の順で進めていきたいと思います。
なぜ?というは、
どうして頭の形の変形が起きるのか?
ということですね。
どうなる?は、その後の経過。
頭の形が変形して、その後どうなっていくのか?
頭の形は?運動発達は?など。
そして、どうしたら?は、
このまま放っておいてもいいのか?
あるいは治療した方がいいのか?
いつまで様子を見たらいいのか?
どのタイミングで治療を検討したらいいのか?
ということですね。
さて、まず質問です。
お子さんの頭の形、気になりますか?
実際のところ、結構気されているお母さんが多いです。
では、次の質問です。
ご自身の頭の形は?
どうでしょう ?気になりますか?
こちらは、あまりおられないようです。
これが答えなのかも知れないな?
とも思います。
つまり、
大人になったらほとんど気にならなくなる。
本人はそんなに気にしていない
ということですね。
とはいえ、
今目の前にいる赤ちゃんの頭の形は
気になりますよね?
ということで、学んでいきましょう。
まずは頭の形のなぜ?です。
最初に赤ちゃんの頭の骨の特徴を
お伝えしたいのですが、
何かご存知でしょうか?
赤ちゃんの頭の骨の特徴について?
うーん、そういえば聞いたことがあるような・・・?
何だったっけ?
はい、思い出したでしょうか?
柔らかい!
そうですね。
赤ちゃんの頭の骨は、まだとても柔らかくて弱いです。
骨がくっついていない!
そうなんです。
赤ちゃんの頭の骨はいくつかのパーツに分かれていて、
骨と骨が、まだ完全にはくっついないんですね。
ガッチリとは癒合していない状態になってます。
頭の骨は、
前頭骨、
頭頂骨、
側頭骨、
後頭骨、
といった具合にパーツに分かれています。
それらの骨が、
まだ完全にはくっついていません。
緩い結合状態になっていて、
骨と骨との間に余裕があります。
骨と骨のつなぎ目部分を、
縫合、というのですが、
前頭骨の左右の骨を繋ぐのが前頭縫合、
前頭骨と頭頂骨を繋ぐのが冠状縫合、
頭頂骨の右と左を繋ぐのが矢状縫合、
頭頂骨と後頭骨を繋ぐのがλ縫合、
(覚えなくてもいいですよ)
という風な形で、
それぞれのつなぎ目に
「〇〇縫合」という名前が付いています。
さて、左右の前頭骨と左右の頭頭骨、
4つの骨が合わさるところが大泉門になります。
恐らく聞いたことがありますね?
大泉門。
まだ骨が無い部分です。
見ていると、ペコペコと動いていたりしますよ。
そして、左右の頭頂骨と後頭骨、
これら3つの骨が合わさるところが小泉門です。
小泉門は割と早く閉じてしまいますが、
大泉門は結構遅くて、
だいたい 1歳半ぐらい遅いと 2歳くらい。
閉じるのに時間がかかります。
では、何故頭の骨はパーツに分かれているのか?
何か思い付くでしょうか?
そう、産まれやすくするため。
赤ちゃんが産まれてくる時には、
狭い産道を通って来ますよね?
狭い産道を通って来る時に、
頭の骨がガッチリと固まってしまっていると
通れない可能性があります。
なので、頭の骨はパーツに分かれていて、
場合によっては骨と骨を重なった状態にして、
頭をちっちゃくして出てこようとします。
これが、骨がパーツに分かれている利点のひとつですね。
他に何か思い付くことがありますか ?
思い付きましたね?
はい、そうです。
赤ちゃんの頭、つまり脳は、
生まれてから、
どんどんどんどん大きくなっていきます。
どんどん大きくなっていくのに合わせて、
骨も大きくなっていく必要がある。
ガッチリ固まっていると、
大きくなりづらいですよね?
パーツに分かれて余裕がある方が、
脳が大きくなるのに合わせていきやすいです。
そういう仕組みになっているんですね。
合理的です。
長くなってきたので、今日はこの辺で。
お読み頂きありがとうございました。
続きはまた明日!