こんばんは。
今日は運動発達について書こうと思います。
お母さんと一緒にやってきた7か月の男の子。
まだ寝返りもずりばいもしない、
とのことで受診されました。
生後4カ月までは順調で、
追視が出来て、首も座っていましたが、
以後は停滞している様子。
仰向けから横向きにはなるものの、
うつ伏せには至らない。
足で床を蹴って、仰向けのまま
頭の方向へと移動する。
うつ伏せでは、ピンと両手両足を伸ばして
飛行機の体勢になり不安定。
うつ伏せから仰向けに戻れないので、
泣いて訴える。
いつか、ずりばいもお座りも出来るようになる
と思うものの、
同じ頃に生まれた友人の子達は
すでに出来るようになっている。
このまま様子を見ていてよいものか?
ちょっと心配。
男の子はニコニコと、笑顔でこちらを見ています。
仰向けに寝かせてボールを見せると、
掴もうとして手を伸ばしてきました。
両手でボールを持って遊びます。
しきりと両足を踏ん張り、
お尻を持ち上げています。
そして、そのまま上へ上へと移動します。
手を持って促すと、
クルリと寝返りは可能。
玩具への関心は高く、よく見ていますが、
うつ伏せ状態では手が出ません。
重心の移動の仕方が、まだ分からないようです。
支えて座らせると、
上体をしっかり起こして、
上へと手を伸ばしました。
周囲への関心はあるし、
筋力が弱いわけでもありません。
けれど、自分で積極的に体を動かして
どんどん探索していくタイプでもないようです。
何もしなくても運動発達は進み、
いずれ歩くようになるでしょう。
でも、このまま本人任せでは、
ずり這いや四つ這いはしない可能性もあります。
出来たらどのステップも経験してほしいところ。
経時的にフォローしていくことにしました。
どう関わり、
どう環境を整えたら、
やらない動作もやるようになるのか?
様子を見てお母さんに助言をします。
日々促し、経験を積んでいくために、
ぜひ家で色々試していってもらえたらと思います。
こんばんは。
今日は滑舌について書こうと思います。
発達相談に来たのは5歳の男の子。
言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。
話しはするものの、
音が曖昧で聞き取りづらさがあり、
聞き返しが必要なことがある。
慣れている家族だと分かるけれど、
慣れていない人だと中々通じない。
言葉の発達がゆっくりで
1歳半健診では意味のある言葉が
まだ出ていませんでした。
2歳頃までに単語が増えたものの、
2語文が出始めたのは3歳頃。
3語文は4歳までには出て来るように。
5歳になった今、文章で話しますが、
話すことが得意か?
と言うとそうでもなさそうです。
質問すると、
単語か、首を振るかで応じます。
家では?というと、
聞かれたら答えるけれど、
自分からはあまり話さない。
必要に迫られると
訥々と話すという状態。
ご飯を食べる時によく噛みますか?
と確認すると、
あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。
言葉を話すには口の運動が必要です。
つまり唇や舌を自在に扱えること。
それに呼吸運動も必要です。
出したい音の形を口で維持して、
息を吐く。
言葉が明瞭になるために
何をしたらよいか?
ご飯の時にしっかり噛む。
ブクブクうがいをする。
シャボン玉、笛、などの吹く遊び。
あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。
日常生活動作や遊びで、
口や顔をしっかりと動かすこと。
そして何より話すこと。
今日は何があった?
どんな楽しいことをした?
どんな嬉しいことがあった?
困ったことはあったかな?
教えて、教えて。
話すのが楽しい!
という環境を作って、
話す機会を日々もってあげて下さいね。