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Yunotsu Kodomo Note
2026.05.05 - 9:29 PM Yunotsu Kodomo Note

育まれていく力

5月5日こどもの日。

ボードゲーム、カードゲームの会を開催した。

ゲームマニアの友人が所有する

数々のゲームを持参してくれた。

(それでもコレクションの一部でしかない。)

ウノ、モノポリー、人生ゲーム

といった古典的なものから、

見たことも聞いたこともないゲームまで実に様々。

参加してくれたのは近隣の子ども達。

顔見知り、仲良しの子ども同士でやって来て、

馴染みあるゲームで思い思いに遊んでいる。

ワイワイ、キャッキャと楽しそう。

お互いに促したり、注意したりしつつ

和やかに過ごしている。

ゲームによってはワァっと

笑いが弾けて盛り上がる。

実はゲーム会の開催は今回が2回目。

初回は提供する食事の準備にてんてこ舞いで

自分がゲームに参加する余裕が全くなかった。

しかし今回は

準備する食事内容をグッと絞り、

作業を簡素化。

イソイソとゲームに参加した。

まずは磁石で鈴を吊り上げるゲーム。(BELLZ!)

金属製の大中小の鈴に磁石を近付け、

うまい具合に自分の担当の色の鈴だけを

吊り上げるというもの。

担当のピンクの鈴の周囲には

緑、青、金、白の鈴もあって、

磁石を近付けるとピンク以外の鈴も寄って来る。

鈴を介してまた別の鈴がくっついてしまい、

目当てのものだけ吊り上げるのは中々難しい。

目には見えない磁力が

可視化されるのは面白いが、

これは勝負である。

どの位置にある鈴を、

どの方向から狙うのか?

そしてどのように手を動かして、

目的の鈴をくっつけ、吊り上げるか?

慎重に考えて実行する。

単純なのだが難しい。

しかし盛り上がる。

神経衰弱のようなゲーム、

言葉カードを並べ替えてシチュエーションを作るゲーム、

出てきた5つの数字を加減乗除して15にするゲーム、etc.

ゲームをやりながら感心してしまう。

遊びを通して試される様々な力。

ルールを理解する、

細かく手を操作する、

集中する、

カードの位置を覚えている、

文章を作る、

数を数え、計算する、

順番を守ったり、交渉したりする、

相手の出方や手の内を推測する。

体を操作する力、

言葉の力、

自分を制御する力、

記憶する力。

楽しみながら、

時に怒りながら、泣きながら、拗ねながら、

育まれていく多様な力。

もちろん一杯飲みながら、

大人同士で興じるのもまた、

それはそれで。

Yunotsu Kodomo Note

2026.05.11
あたまの形①

こんばんは。

週末に子育てママに向けて、

お話会をさせてもらいました。

せっかくなので、何回かに分けて、

こちらでもご紹介したいと思います。

頭の形と運動発達、

ということで書いていきます。

ここ数年、健診をしていても、

とても増えてきた質問です。

頭の形が気になります。

大丈夫でしょうか?

どうしたらいいですか?

ということで、

お答えしていきますね。

流れとしては、

頭の形の

なぜ?

どうなる?

どうしたら?

の順で進めていきたいと思います。

なぜ?というは、

どうして頭の形の変形が起きるのか?

ということですね。

どうなる?は、その後の経過。

頭の形が変形して、その後どうなっていくのか?

頭の形は?運動発達は?など。

そして、どうしたら?は、

このまま放っておいてもいいのか?

あるいは治療した方がいいのか?

いつまで様子を見たらいいのか?

どのタイミングで治療を検討したらいいのか?

ということですね。

さて、まず質問です。

お子さんの頭の形、気になりますか?

実際のところ、結構気されているお母さんが多いです。

では、次の質問です。

ご自身の頭の形は?

どうでしょう ?気になりますか?

こちらは、あまりおられないようです。

これが答えなのかも知れないな?

とも思います。

つまり、

大人になったらほとんど気にならなくなる。

本人はそんなに気にしていない

ということですね。

とはいえ、

今目の前にいる赤ちゃんの頭の形は

気になりますよね?

ということで、学んでいきましょう。

まずは頭の形のなぜ?です。

最初に赤ちゃんの頭の骨の特徴を

お伝えしたいのですが、

何かご存知でしょうか?

赤ちゃんの頭の骨の特徴について?

うーん、そういえば聞いたことがあるような・・・?

何だったっけ?

はい、思い出したでしょうか?

柔らかい!

そうですね。

赤ちゃんの頭の骨は、まだとても柔らかくて弱いです。

骨がくっついていない!

そうなんです。

赤ちゃんの頭の骨はいくつかのパーツに分かれていて、

骨と骨が、まだ完全にはくっついないんですね。

ガッチリとは癒合していない状態になってます。

頭の骨は、

前頭骨、

頭頂骨、

側頭骨、

後頭骨、

といった具合にパーツに分かれています。

それらの骨が、

まだ完全にはくっついていません。

緩い結合状態になっていて、

骨と骨との間に余裕があります。

骨と骨のつなぎ目部分を、

縫合、というのですが、

前頭骨の左右の骨を繋ぐのが前頭縫合、

前頭骨と頭頂骨を繋ぐのが冠状縫合、

頭頂骨の右と左を繋ぐのが矢状縫合、

頭頂骨と後頭骨を繋ぐのがλ縫合、

(覚えなくてもいいですよ)

という風な形で、

それぞれのつなぎ目に

「〇〇縫合」という名前が付いています。

さて、左右の前頭骨と左右の頭頭骨、

4つの骨が合わさるところが大泉門になります。

恐らく聞いたことがありますね?

大泉門。

まだ骨が無い部分です。

見ていると、ペコペコと動いていたりしますよ。

そして、左右の頭頂骨と後頭骨、

これら3つの骨が合わさるところが小泉門です。

小泉門は割と早く閉じてしまいますが、

大泉門は結構遅くて、

だいたい 1歳半ぐらい遅いと 2歳くらい。

閉じるのに時間がかかります。

では、何故頭の骨はパーツに分かれているのか?

何か思い付くでしょうか?

そう、産まれやすくするため。

赤ちゃんが産まれてくる時には、

狭い産道を通って来ますよね?

狭い産道を通って来る時に、

頭の骨がガッチリと固まってしまっていると

通れない可能性があります。

なので、頭の骨はパーツに分かれていて、

場合によっては骨と骨を重なった状態にして、

頭をちっちゃくして出てこようとします。

これが、骨がパーツに分かれている利点のひとつですね。

他に何か思い付くことがありますか ?

思い付きましたね?

はい、そうです。

赤ちゃんの頭、つまり脳は、

生まれてから、

どんどんどんどん大きくなっていきます。

どんどん大きくなっていくのに合わせて、

骨も大きくなっていく必要がある。

ガッチリ固まっていると、

大きくなりづらいですよね?

パーツに分かれて余裕がある方が、

脳が大きくなるのに合わせていきやすいです。

そういう仕組みになっているんですね。

合理的です。

長くなってきたので、今日はこの辺で。

お読み頂きありがとうございました。

続きはまた明日!