こんばんは。
週末に子育てママに向けて、
お話会をさせてもらいました。
せっかくなので、何回かに分けて、
こちらでもご紹介したいと思います。
頭の形と運動発達、
ということで書いていきます。
ここ数年、健診をしていても、
とても増えてきた質問です。
頭の形が気になります。
大丈夫でしょうか?
どうしたらいいですか?
ということで、
お答えしていきますね。
流れとしては、
頭の形の
なぜ?
どうなる?
どうしたら?
の順で進めていきたいと思います。
なぜ?というは、
どうして頭の形の変形が起きるのか?
ということですね。
どうなる?は、その後の経過。
頭の形が変形して、その後どうなっていくのか?
頭の形は?運動発達は?など。
そして、どうしたら?は、
このまま放っておいてもいいのか?
あるいは治療した方がいいのか?
いつまで様子を見たらいいのか?
どのタイミングで治療を検討したらいいのか?
ということですね。
さて、まず質問です。
お子さんの頭の形、気になりますか?
実際のところ、結構気されているお母さんが多いです。
では、次の質問です。
ご自身の頭の形は?
どうでしょう ?気になりますか?
こちらは、あまりおられないようです。
これが答えなのかも知れないな?
とも思います。
つまり、
大人になったらほとんど気にならなくなる。
本人はそんなに気にしていない
ということですね。
とはいえ、
今目の前にいる赤ちゃんの頭の形は
気になりますよね?
ということで、学んでいきましょう。
まずは頭の形のなぜ?です。
最初に赤ちゃんの頭の骨の特徴を
お伝えしたいのですが、
何かご存知でしょうか?
赤ちゃんの頭の骨の特徴について?
うーん、そういえば聞いたことがあるような・・・?
何だったっけ?
はい、思い出したでしょうか?
柔らかい!
そうですね。
赤ちゃんの頭の骨は、まだとても柔らかくて弱いです。
骨がくっついていない!
そうなんです。
赤ちゃんの頭の骨はいくつかのパーツに分かれていて、
骨と骨が、まだ完全にはくっついないんですね。
ガッチリとは癒合していない状態になってます。
頭の骨は、
前頭骨、
頭頂骨、
側頭骨、
後頭骨、
といった具合にパーツに分かれています。
それらの骨が、
まだ完全にはくっついていません。
緩い結合状態になっていて、
骨と骨との間に余裕があります。
骨と骨のつなぎ目部分を、
縫合、というのですが、
前頭骨の左右の骨を繋ぐのが前頭縫合、
前頭骨と頭頂骨を繋ぐのが冠状縫合、
頭頂骨の右と左を繋ぐのが矢状縫合、
頭頂骨と後頭骨を繋ぐのがλ縫合、
(覚えなくてもいいですよ)
という風な形で、
それぞれのつなぎ目に
「〇〇縫合」という名前が付いています。
さて、左右の前頭骨と左右の頭頭骨、
4つの骨が合わさるところが大泉門になります。
恐らく聞いたことがありますね?
大泉門。
まだ骨が無い部分です。
見ていると、ペコペコと動いていたりしますよ。
そして、左右の頭頂骨と後頭骨、
これら3つの骨が合わさるところが小泉門です。
小泉門は割と早く閉じてしまいますが、
大泉門は結構遅くて、
だいたい 1歳半ぐらい遅いと 2歳くらい。
閉じるのに時間がかかります。
では、何故頭の骨はパーツに分かれているのか?
何か思い付くでしょうか?
そう、産まれやすくするため。
赤ちゃんが産まれてくる時には、
狭い産道を通って来ますよね?
狭い産道を通って来る時に、
頭の骨がガッチリと固まってしまっていると
通れない可能性があります。
なので、頭の骨はパーツに分かれていて、
場合によっては骨と骨を重なった状態にして、
頭をちっちゃくして出てこようとします。
これが、骨がパーツに分かれている利点のひとつですね。
他に何か思い付くことがありますか ?
思い付きましたね?
はい、そうです。
赤ちゃんの頭、つまり脳は、
生まれてから、
どんどんどんどん大きくなっていきます。
どんどん大きくなっていくのに合わせて、
骨も大きくなっていく必要がある。
ガッチリ固まっていると、
大きくなりづらいですよね?
パーツに分かれて余裕がある方が、
脳が大きくなるのに合わせていきやすいです。
そういう仕組みになっているんですね。
合理的です。
長くなってきたので、今日はこの辺で。
お読み頂きありがとうございました。
続きはまた明日!
松江を歩いた。
日曜の早朝、家を出る。
松江で開催された
養老孟司先生の講演会に
参加するために。
松江まで車で行くという選択肢もあったが、
今回はそうしなかった。
そうしないために早朝に出たのだった。
日曜日の早い朝の道は空いていた。
出雲に着く。
よかった、間に合う。
7時40分発の列車に乗るために出雲市駅へ。
列車の案内表示を確認する。
おや?
7時51分、米子行きとある。
おかしいな、
私の事前調べでは7時40分発、
9時11分松江着だったのだが。
駅員さんに尋ねる。
7時51分発は何時に松江に着きますか?
えーと、ちょっとお待ち下さいね。
51分発・・・松江は8時34分ですね。
ありがとうございます。
講演会は10時から。
1時間半も前に着くことになる。
次の列車は?
・・・うん、これに乗ったら間に合わない。
そのまま7時51分発に乗ることにした。
列車での移動はいい。
手も足も自由な時間。
車内はゆったりしている。
溜めていたメールを読み、返信する。
あとは、ぼーっと外を眺めた。
山の緑、
田んぼの緑、
家々、
時折湖。
8時34分松江着。
講演会場に直接向かうには早い。
少しブラブラする。
知人がお勧めしてくれた神社まで歩いた。
途中の道で、
随分と前に連れて来てもらった
コーヒー屋さんがあることに気付く。
ピスタチオのシュークリームの
記憶がよみがえる。
神社は静かだった。
ひとり、女性が本殿の前で手を合わせている。
手水を使い、本殿へと向かう。
お賽銭を投げいれ、二礼二拍手一拝。
境内をクルリと回ってから外へ出た。
まだまだ時間はあるが、もう向かおうか。
ブラブラと歩いた。
歩道があって歩きやすい。
何となく風情のある町並み、
小さな水音を立てる小さな川。
ブラブラブラブラ。
こっちで合っているのだろうか?
何となく違う気がしてきた。
前からやって来たスポーツウェアの女性に尋ねる。
すみません、湖はあっちですか?
女性はしばし考えて、
180度逆の方向を指さす。
あっちですね。
えっ?
見当違いの方向に歩いてた?
ありがとうございます。
あと、35分。
間に合うか?
ともかく一旦駅前に戻ろう。
せっせと歩いて松江駅へ。
あと25分。
事前調べでは駅から会場までは徒歩23分。
もう歩いてでは間に合わない。
バスは約12分だったはず。
バス停に向かうが、
はて?何番のバスだったっけ?
セカセカと観光案内所へ。
2番か3番のバスだと教えてもらう。
残り15分。
2番のバス、
は、1分前に出たところだった。
次のバスは10時。
事前調べではタクシーは約7分だった。
もうタクシーしか手段がない。
自分一人なら遅れたって構わないが、
知人と待ち合わせしている。
チケットは私の手元。
タクシー乗り場で待機していた、
タクシーに乗り込んだ。
行き先を告げ、
タクシーが走り出す。
駅前を離れ、右へ左へと曲がる。
ここはさっき歩いた道。
さっき渡った橋。
うんうん、ここまで歩いた。
四つ角でタクシーは
私が選んだ道と真逆の道へと曲がった。
会場前には開演5分前に到着した。
ちょうど知人とバッタリ出くわした。
一緒に会場内に入る。
養老先生の縦横無尽のお話は面白かった。
間に合ってよかった。
15,799歩。
うん、歩くために
わざわざ列車で行った甲斐があった。