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Yunotsu Kodomo Note
2026.05.11 - 8:02 PM Yunotsu Kodomo Note

あたまの形①

こんばんは。

週末に子育てママに向けて、

お話会をさせてもらいました。

せっかくなので、何回かに分けて、

こちらでもご紹介したいと思います。

頭の形と運動発達、

ということで書いていきます。

ここ数年、健診をしていても、

とても増えてきた質問です。

頭の形が気になります。

大丈夫でしょうか?

どうしたらいいですか?

ということで、

お答えしていきますね。

流れとしては、

頭の形の

なぜ?

どうなる?

どうしたら?

の順で進めていきたいと思います。

なぜ?というは、

どうして頭の形の変形が起きるのか?

ということですね。

どうなる?は、その後の経過。

頭の形が変形して、その後どうなっていくのか?

頭の形は?運動発達は?など。

そして、どうしたら?は、

このまま放っておいてもいいのか?

あるいは治療した方がいいのか?

いつまで様子を見たらいいのか?

どのタイミングで治療を検討したらいいのか?

ということですね。

さて、まず質問です。

お子さんの頭の形、気になりますか?

実際のところ、結構気されているお母さんが多いです。

では、次の質問です。

ご自身の頭の形は?

どうでしょう ?気になりますか?

こちらは、あまりおられないようです。

これが答えなのかも知れないな?

とも思います。

つまり、

大人になったらほとんど気にならなくなる。

本人はそんなに気にしていない

ということですね。

とはいえ、

今目の前にいる赤ちゃんの頭の形は

気になりますよね?

ということで、学んでいきましょう。

まずは頭の形のなぜ?です。

最初に赤ちゃんの頭の骨の特徴を

お伝えしたいのですが、

何かご存知でしょうか?

赤ちゃんの頭の骨の特徴について?

うーん、そういえば聞いたことがあるような・・・?

何だったっけ?

はい、思い出したでしょうか?

柔らかい!

そうですね。

赤ちゃんの頭の骨は、まだとても柔らかくて弱いです。

骨がくっついていない!

そうなんです。

赤ちゃんの頭の骨はいくつかのパーツに分かれていて、

骨と骨が、まだ完全にはくっついないんですね。

ガッチリとは癒合していない状態になってます。

頭の骨は、

前頭骨、

頭頂骨、

側頭骨、

後頭骨、

といった具合にパーツに分かれています。

それらの骨が、

まだ完全にはくっついていません。

緩い結合状態になっていて、

骨と骨との間に余裕があります。

骨と骨のつなぎ目部分を、

縫合、というのですが、

前頭骨の左右の骨を繋ぐのが前頭縫合、

前頭骨と頭頂骨を繋ぐのが冠状縫合、

頭頂骨の右と左を繋ぐのが矢状縫合、

頭頂骨と後頭骨を繋ぐのがλ縫合、

(覚えなくてもいいですよ)

という風な形で、

それぞれのつなぎ目に

「〇〇縫合」という名前が付いています。

さて、左右の前頭骨と左右の頭頭骨、

4つの骨が合わさるところが大泉門になります。

恐らく聞いたことがありますね?

大泉門。

まだ骨が無い部分です。

見ていると、ペコペコと動いていたりしますよ。

そして、左右の頭頂骨と後頭骨、

これら3つの骨が合わさるところが小泉門です。

小泉門は割と早く閉じてしまいますが、

大泉門は結構遅くて、

だいたい 1歳半ぐらい遅いと 2歳くらい。

閉じるのに時間がかかります。

では、何故頭の骨はパーツに分かれているのか?

何か思い付くでしょうか?

そう、産まれやすくするため。

赤ちゃんが産まれてくる時には、

狭い産道を通って来ますよね?

狭い産道を通って来る時に、

頭の骨がガッチリと固まってしまっていると

通れない可能性があります。

なので、頭の骨はパーツに分かれていて、

場合によっては骨と骨を重なった状態にして、

頭をちっちゃくして出てこようとします。

これが、骨がパーツに分かれている利点のひとつですね。

他に何か思い付くことがありますか ?

思い付きましたね?

はい、そうです。

赤ちゃんの頭、つまり脳は、

生まれてから、

どんどんどんどん大きくなっていきます。

どんどん大きくなっていくのに合わせて、

骨も大きくなっていく必要がある。

ガッチリ固まっていると、

大きくなりづらいですよね?

パーツに分かれて余裕がある方が、

脳が大きくなるのに合わせていきやすいです。

そういう仕組みになっているんですね。

合理的です。

長くなってきたので、今日はこの辺で。

お読み頂きありがとうございました。

続きはまた明日!

Yunotsu Kodomo Note

2026.06.17
曖昧な発音には

こんばんは。

今日は滑舌について書こうと思います。

発達相談に来たのは5歳の男の子。

言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。

話しはするものの、

音が曖昧で聞き取りづらさがあり、

聞き返しが必要なことがある。

慣れている家族だと分かるけれど、

慣れていない人だと中々通じない。

言葉の発達がゆっくりで

1歳半健診では意味のある言葉が

まだ出ていませんでした。

2歳頃までに単語が増えたものの、

2語文が出始めたのは3歳頃。

3語文は4歳までには出て来るように。

5歳になった今、文章で話しますが、

話すことが得意か?

と言うとそうでもなさそうです。

質問すると、

単語か、首を振るかで応じます。

家では?というと、

聞かれたら答えるけれど、

自分からはあまり話さない。

必要に迫られると

訥々と話すという状態。

ご飯を食べる時によく噛みますか?

と確認すると、

あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。

言葉を話すには口の運動が必要です。

つまり唇や舌を自在に扱えること。

それに呼吸運動も必要です。

出したい音の形を口で維持して、

息を吐く。

言葉が明瞭になるために

何をしたらよいか?

ご飯の時にしっかり噛む。

ブクブクうがいをする。

シャボン玉、笛、などの吹く遊び。

あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。

日常生活動作や遊びで、

口や顔をしっかりと動かすこと。

そして何より話すこと。

今日は何があった?

どんな楽しいことをした?

どんな嬉しいことがあった?

困ったことはあったかな?

教えて、教えて。

話すのが楽しい!

という環境を作って、

話す機会を日々もってあげて下さいね。