こんばんは。
今日も、あたまの形お話会シリーズ続けていきますね。
頭の形の変形に気付いた時、気になるのは、
いつ頃まで様子を見てていいのか?(時期)
どの程度までなら様子見でいいのか?(変形の度合い)
ではないか、ということで、
前回から、いつ頃まで?についてお伝えしています。
何カ月くらいまで変形が進むのか?
いつからか変形が改善していくのか?
これには、
赤ちゃんの姿勢と運動発達が関わってくる
ということをお伝えしました。
仰向け寝が減る=頭と床が接している時間が減る
つまり、仰向け寝の状態が減ってくるに従って、
変形の進行度合いは減っていくのではないか?
というお話でしたね。
じゃあ実際にはどうなのか?
というところですが、
まずここで頭の成長について
お伝えしたいと思います。
もし母子手帳をお持ちでしたら、
後ろの方、予防接種の記録の前に
成長曲線が載っていますので
見て頂けたらと思います。
あるいはネット検索でも出てきます。
↓
子ども家庭庁HP(https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/techou/)より
母子健康手帳の様式【府令様式(令和8年4月1日施行)】府令様式(PDF/1.2MB)
(男児の頭囲48㌻、女児の頭囲49㌻に掲載されています。)
赤ちゃんたちが大きくなる時、
まず優先されるのは?
頭、でした。
頭囲、身長、体重の順でしたね。
では、この頭囲の成長曲線、
眺めてみて何か思われるところはありますか?
う~ん?
曲線だねって感じ?
何に注目してもらいたいかというと、
新生児期からの曲線の立ち上がりですね。
どうでしょう?
男の子も女の子も
最初の 2ヶ月って
ものすごい急激に頭が大きくなる
んですね。
曲線の接線を取ってもらうと
分かりやすいですね。
傾斜がとても大きい。
急な角度になっています。
その後2~4ヶ月になると、
緩やかになるものの、まだ結構な傾斜ですね。
頭はぐんぐん大きくなります。
4~6ヶ月は、
もうちょっと傾斜が緩やかになってという風に、
月齢と共に徐々に頭の成長度合いは
緩やかになっていきます。
この0~2ヶ月、
ものすごい勢いで頭が大きくなっていく時期の
赤ちゃんの姿勢はというと?
一日の半分ほど寝ていて、
基本的に仰向け寝でしたね。
とにかく寝ている時間が長い。
2~4ヶ月頃もそうですよね?
まだ寝返りをしないことがほとんどなので、
仰向けの状態が多い時期です。
そして頭はぐんぐん大きくなっていく時期です。
勢いよく頭が大きくなる、
その時期と主に仰向けで過ごす時間が
被っているんですね。
ですので、
0~2か月、さらに2~4か月
という時期は、
頭の変形が急速に進んでいく時期
といえますね。
では、その後どうなるのか?
変形してしまった頭の形は、
ずっと変形したままなのか?
これが気になるところかと思うのですが。
どうなのでしょう?
ちょっと古いですが、
2001年にニュージーランドで
研究されたデータがあります。
対象となった約200人の赤ちゃんの20%が、
4ヶ月の時点で頭の変形を認めた。
その後、8ヶ月時点では 10%弱に減少。
2歳時点では3.3%まで減ったという結果でした。
研究によって最終的な変形の割合には差がありますが、
だいたい数パーセントまで減っています。
あたまの形①~③でお伝えしたように、
産まれた時点で変形がある子もいる。
産まれてから変形していく子もいる。
けれど全体では4ヶ月頃がピークで、
その後だんだんと変形の頻度は
減っていくことが示されています。
それが何故か?というと、
赤ちゃんの運動発達が進んで、
よく動くようになり、
仰向けでいる時間が減っていくから
ということが、言えるかと思います。
ちょっと安心されたでしょうか?
では、今日はこの辺で。
ありがとうございました!
こんばんは。
今日は滑舌について書こうと思います。
発達相談に来たのは5歳の男の子。
言葉の不明瞭さが気になるとお母さん。
話しはするものの、
音が曖昧で聞き取りづらさがあり、
聞き返しが必要なことがある。
慣れている家族だと分かるけれど、
慣れていない人だと中々通じない。
言葉の発達がゆっくりで
1歳半健診では意味のある言葉が
まだ出ていませんでした。
2歳頃までに単語が増えたものの、
2語文が出始めたのは3歳頃。
3語文は4歳までには出て来るように。
5歳になった今、文章で話しますが、
話すことが得意か?
と言うとそうでもなさそうです。
質問すると、
単語か、首を振るかで応じます。
家では?というと、
聞かれたら答えるけれど、
自分からはあまり話さない。
必要に迫られると
訥々と話すという状態。
ご飯を食べる時によく噛みますか?
と確認すると、
あまり噛まずに丸飲みしていることも多いよう。
言葉を話すには口の運動が必要です。
つまり唇や舌を自在に扱えること。
それに呼吸運動も必要です。
出したい音の形を口で維持して、
息を吐く。
言葉が明瞭になるために
何をしたらよいか?
ご飯の時にしっかり噛む。
ブクブクうがいをする。
シャボン玉、笛、などの吹く遊び。
あっかんべー、あっぷっぷなど顔の遊び。
日常生活動作や遊びで、
口や顔をしっかりと動かすこと。
そして何より話すこと。
今日は何があった?
どんな楽しいことをした?
どんな嬉しいことがあった?
困ったことはあったかな?
教えて、教えて。
話すのが楽しい!
という環境を作って、
話す機会を日々もってあげて下さいね。