こんばんは。
ホーホケキョ、ケキョ、ホケキョと鶯が鳴いていた温泉津です。
今日は、発達検査について書いてみます。
お母さんと一緒にやって来たのは、
小学1年生の男の子。
平仮名が覚えきれないとのこと。
読むことが出来る文字、書くことが出来る文字、
それぞれあるものの、
50音全部は覚えきれていません。
診察室では静かに着席し、受け答えも穏やかです。
学校の名前、何年何組か小声で答え、
好きな教科と苦手な教科も
慎重に考えながら答えます。
書字も素直に応じてくれました。
書ける平仮名をいくつか書いていきます。
持参してくれた発達検査(WISC-Ⅳ)の
結果を見せてもらいました。
項目間にバラつきがあります。
それぞれの項目の下位項目にも
かなりのバラつきが。
得意と不得意に差があります。
印象として、
単純な聴覚的記憶は苦手そうですが、
日常経験と紐づけられた記憶はよさそうです。
視覚的には、
どうも細かい部分に注意が向きやすそう。
また視覚的に量が多いと、
やる気を失いやすい様子も垣間見えます。
お母さんのお話では、耳からの記憶はよく、
随分前の会話の内容を覚えているそう。
計算も苦手ではないようで、
これも耳からの記憶で解いてしまうとのこと。
目の記憶としては、
家族が気付かないちょっとした部分に
パッと気付くのだとか。
発達検査は、課題への取り組み方や、
項目ごとの結果などから、
その子の成長を手助けする
有益な情報が得られるものです。
結果の読み解きには、
色んな視点があるように思います。
検査結果と本人の様子を踏まえて、
成長をどうサポートしていくか?
せっかく頑張って取り組んだ検査の結果です。
結果と解釈を、その子を取り巻く環境の中で共有し、
成長支援のための試行錯誤の手掛かりとして
十分に活用してあげて下さいね。