日中、パソコン作業をしていたら突然、灯りが消え、パソコンの電源が落ちました。足元に置いていたヒーターも消えています。
どうやら停電です。
直ぐに復旧するかと思いきや、5分ほど経っても戻って来ません。
寒波は一旦去ったとはいえ寒い。うちにある暖房器具は電気を使うものばかり。
直に復旧するだろうけれど、万が一復旧に時間がかかったら?時に大規模停電のニュースが流れることもある。実はこの辺り一帯が大規模停電中なのかもしれない。
ちらっと外を見てみるものの誰も歩いておらず、いつもと変わらず静かです。他の家も停電しているはずだと思うのですが、分かりません。
どうしたものか?困ったな。
もしこのまま電気が復旧しなかった場合、寒さ対策をどうするか?こういう事態に備えて灯油ストーブは一台あった方がいいかもしれない。空気3分、寒さ3時間、水3日、食料3週間というし。
しかもここは山陰。底冷えする冬の寒さ対策は必須。
本当は薪ストーブが欲しかったのだがなぁ。スペースがなくて断念したのは返す返すも残念だ。インフラが止まった時の暖房として最強ではないか?
一息つくために温かいものでも飲もうか。あ、電気ケトルが使えない。ガスで湯を沸かすか。IHコンロでなくてよかった。
と思っていたら灯りが点きました。
冷蔵庫の低い唸り音が聞こえてきます。ヒーターのスイッチを入れるとライトが点灯しました。
パソコンの電源を入れます。作業再開です。
やれやれ。
突然電気が消えてから10分も経ったでしょうか?この間、せわしなく頭の中で思考が巡りました。この状況が続いたらどうなるか?クルクルとシミュレートされます。
こういった不測の事態が生じると、万が一に対する備えの甘さが露呈します。日常生活のもろさを実感するよい機会だったかもしれません。
灯油ストーブを買うかはまだ決めかねています。
誘われてバイオリンのコンサートに出掛けました。
座席は前から7列目の真正面。
演奏者の表情も仕草もバッチリよく見えます。
聴いたこともない曲が様々、ピアノの伴奏と共に、表現豊かに演奏されていきます。
印象的だったのは、バイオリンも全身を使って弾くのだ!ということ。
以前、プロのピアノ演奏を間近で見て、ピアノは全身で弾くものなのだと知って驚いたのだが、バイオリンもそうでした。
足をぐっと踏ん張り、時に仰け反り、時に前傾したり。
そして、手。
細かく激しい手の動き。
右も左も大忙し。
特に左手指は目まぐるしい。
ふと、最近聞いた話を思い出します。
バイオリン教室に通い始めた子ども達に、どう教えて行ったらいいか?先生が四苦八苦しているとのこと。
左手でバイオリンを持って、右手で弓を持つ。
素人でも何とな~く知っている、あの構えが出来ない子が増えているのだとか。
左の掌を自分の方に向けて、バイオリンの先の方を持つことが難しく、何とか持とうとすると腕が上がり姿勢が崩れてしまい、弓が扱えない。
と聞いたけど、一体どんな格好になっているのか?想像が付きません。
日常生活が便利になり、遊びの内容も変化して、手首を捻ったり、捻ったまま維持したり、柔軟に手指を動かしたり、といった経験が、昔に比べて減っている現代。
楽器を習うにも、まず基本の構えが出来る体作りから始めないといけないのかも。
などと、ふわふわと意識が逸れつつ、素晴らしい響きを全身に浴びてきました。
やはり生の音はいいですね。
皆さまも機会がありましたら、ぜひ親子で、あるいは一人ででも、楽器が奏でる生音を浴びにお出かけしてみて下さいね。
私のピアノは課題曲をもらって難渋しながら取り組んでます。
バッハのメヌエット、何て難しい曲!