こんばんは。
曇り、雨、晴れ間、霙、また晴れ間、霰、と変化目まぐるしく、強い風が吹きすさぶ温泉津です。
今日は感覚の受け取り方について書いてみます。
発達相談に来たのは、3歳の女の子とお母さん。
保育園で一斉指示で動きづらい、個別の声掛けがいる、落ち着きがない、などの指摘があるとのこと。
状況を窺う様子はあるものの、抵抗なく入室。
気になるものを見付けて、さっとそちらに行ってしまいました。
マイペースで遊び始めます。
大人の関りを拒否するところはありませんが、やはりマイペース。
目に入る視覚情報に引っ張られて、あれこれ気になるよう。
大人がうまく合わせていくと、楽しそうにやり取り遊びにのっています。
途中で、ふと動きが止まりました。
どうやら、外を通って行った救急車のサイレンの音に注意が向いているよう。
ピーポーピーポーって救急車が通ったね、
と声を掛けると納得したように頷いて、また遊び始めました。
集団の中での行動に指摘はあるものの、家ではお母さんの困り感は特にありません。
お母さんが、上手にこの子に合わせて、日常生活を送っているよう。
集団の一斉指示で動きづらいのは、
先生の言葉が、自分にも向けられた言葉だ、と気付いていないのかも、
視覚情報や聴覚情報に敏感に反応してしまって、注意が逸れやすいのかも、
などなど、
その子の室内での様子や、お母さんのお話から考えられる可能性について伝えます。
感覚の捉え方は様々で、例えば聴覚が敏感な子だと、隣の部屋で話してる声まで聞こえてしまって、気を取られることもあるよ、と伝えると、
あ!それ、あります、とお母さん。
家で遊んでいる時も、パッ、パッ、と聞こえてくる色んな音に反応して動きが止まり、注意が逸れているのだとか。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、前庭覚、etc.
感覚をどう捉えているかは、本当に人それぞれ。
思いもよらない、小さな刺激もキャッチして、情報の洪水にアップアップしているような子もいたりします。
逆に、刺激に気付きにくく鈍感な子も。
落ち着きがない、
注意が逸れやすい、
集中が続かない、
といったところがある場合、この子の感覚の捉え方はどうだろうか?という視点で、状況を観察してみることも、試してみてあげて下さいね。
思いがけない、小さな刺激に反応して翻弄されていることも、あるかも知れませんよ。
こんばんは。
雨、晴れ、曇り、霰、晴れ、曇りと変化が多く、
再びぐっと冷え込んだ温泉津です。
今日は子どもの学びについて書いてみます。
1歳半健診に行きました。
今回も色んな子がやって来ます。
ひょこっと戸口から顔を出してじっと見ている子、
トコトコと入って来てアンパンマンを指さす子、
泣きながら抱っこされて入室する子、
などなど。
お母さんと一緒に入ってきた男の子。
まず抱っこで座ってもらい、聴診、視診、触診・・・
診察中、じっとこちらを見ています。
ベッドでの診察、歩き方のチェック、
すんなり終了。
診察後は、お母さんからの質問に答えていきます。
便秘がちで3日に1回のペースで自力排便。
しっかり水分を取ると、柔らいウンチになるけれど、
基本的には固いウンチ。
固いウンチを出す時はおしりが痛い。
本人も嫌なようで、ウンチをするのがイヤで
泣くこともあるとのこと。
お腹の中で便が留まるとどうなるのか?、
食事の内容と便の状態との関係、
腸内環境についての話、
体を動かすことと便秘、など
お母さんとやり取りします。
話をしながら手を洗ったり、
手を拭いたり、
椅子を動かしたりする私を、
男の子は立ったままじーっと目で追っています。
目に入ってくる情報を全て記憶し、咀嚼しているかのよう。
子どもは起きている時に様々な感覚刺激を受けて、
情報をインプットしていきます。
そして、寝ている間にそれらの情報を整理し、
要るものは記憶として残し、
要らないものは削除していると言われます。
起きて学んで、寝て整理して、
の繰り返しで、より賢くなっていきます。
この子が見ている私の動作は、
必要な情報として彼の記憶に残るのでしょうか?
時々刻々と学び続ける子ども達に
どんな環境を提供し、何を経験させるか?
大事だなと思います。
子どもの学びの環境を整えること、
日々の中で少し意識してあげて下さいね。