こんばんは。
昨日ふかふかに積もった雪が、すっかり解けてしまった温泉津です。
今日は、メディア使用と子どもの発達について印象的なエピソードがあったので、書こうと思います。
3歳の男の子と、お母さんと、園の先生、3人で発達相談に来られました。
言葉が遅い、
癇癪が激しい、
集団参加が難しい、
一斉指示で動けず個別指示がいる、
日常生活動作が中々定着しない、などなど、
家でも園でも気になるところがあるようです。
気になることがあるものの、ここ1カ月でぐっと伸びた、とお母さん。
園の先生も同意されます。
徐々に言葉が増え、三語文も出てきました。
行動が落ち着いてきて、個別の声掛けは要るものの、日常生活動作やルーティンが身に付いて来ています。
遊ぶ様子を見ていると、マイペースさは見られますが、大人とのやり取りを楽しんでいます。
日常の中でよく見ているのか、お料理したり、調味をしたり、盛り付けたり、はいどうぞ、とお皿を差し出したり、とおままごとで再現しています。
言葉もポツポツ聞かれます。
実は、相談に来られる1か月ほど前の3歳児健診で、健診医から言葉の遅れと視線の合いにくさを指摘されていました。
そして、メディアの使用状況を確認されたのだそう。
その頃のメディア使用時間は1日5~6時間。
「それは長すぎる」と指摘され、減らすよう指導されました。
ご両親で話し合い、改善に取り組み、努力を継続されます。
YouTubeとテレビの視聴時間を、1日1~2時間まで、と制限。
更にYouTubeで得た情報を、親子で実際にやってみることに。
すると、約1か月でご両親も、園の先生も成長を実感される変化が現れたのです。
昨今、色んなところで、メディア使用と子どもの発達の関係性が、指摘されています。
何となくよくない気はするものの、すっかり生活の中に入り込んでしまっていて、中々制限は難しいもの。
けれど、です、取り組めばこんなに子どもの様子が変化し、成長していくものなのだ、と改めて教えてもらいました。
今回のポイントは、メディア使用を減らしたけれど、0にはしていない、ということ。
そして、単なる暇つぶしの視聴ではなく、実際に親子で一緒にやってみるための情報源とした、ということ。
つまり、目的を持った視聴とした、ということだろうと思います。
いかがでしょう?
もし、ご家庭で取り入れられそうなところがありそうでしたら、ぜひ。
ちょっとでも参考になったら嬉しいです。
こんばんは。
雨、晴れ、曇り、霰、晴れ、曇りと変化が多く、
再びぐっと冷え込んだ温泉津です。
今日は子どもの学びについて書いてみます。
1歳半健診に行きました。
今回も色んな子がやって来ます。
ひょこっと戸口から顔を出してじっと見ている子、
トコトコと入って来てアンパンマンを指さす子、
泣きながら抱っこされて入室する子、
などなど。
お母さんと一緒に入ってきた男の子。
まず抱っこで座ってもらい、聴診、視診、触診・・・
診察中、じっとこちらを見ています。
ベッドでの診察、歩き方のチェック、
すんなり終了。
診察後は、お母さんからの質問に答えていきます。
便秘がちで3日に1回のペースで自力排便。
しっかり水分を取ると、柔らいウンチになるけれど、
基本的には固いウンチ。
固いウンチを出す時はおしりが痛い。
本人も嫌なようで、ウンチをするのがイヤで
泣くこともあるとのこと。
お腹の中で便が留まるとどうなるのか?、
食事の内容と便の状態との関係、
腸内環境についての話、
体を動かすことと便秘、など
お母さんとやり取りします。
話をしながら手を洗ったり、
手を拭いたり、
椅子を動かしたりする私を、
男の子は立ったままじーっと目で追っています。
目に入ってくる情報を全て記憶し、咀嚼しているかのよう。
子どもは起きている時に様々な感覚刺激を受けて、
情報をインプットしていきます。
そして、寝ている間にそれらの情報を整理し、
要るものは記憶として残し、
要らないものは削除していると言われます。
起きて学んで、寝て整理して、
の繰り返しで、より賢くなっていきます。
この子が見ている私の動作は、
必要な情報として彼の記憶に残るのでしょうか?
時々刻々と学び続ける子ども達に
どんな環境を提供し、何を経験させるか?
大事だなと思います。
子どもの学びの環境を整えること、
日々の中で少し意識してあげて下さいね。