こんばんは。
しっかりと日が差し、青空も見えた温泉津です。
今日は、子どもの発達の印象的な現象について書こうと思います。
発達相談で継続フォロー中の、4歳の男の子が、お母さんと一緒に来ました。
3歳過ぎで、初めて発達相談に来たきっかけは、
言葉の遅れ。
こちらが言っていることは分かっているけれど、
子どもからは言葉があまり出てこない。
同じクラスの他の子達が話すのを聞いて、
差を感じている、でした。
家では、言葉の遅れ以外に気になることは、なし。
けれど園の先生によると、
集団の中では、言葉以外にも気になることがありました。
日常生活動作の定着が難しい、
一斉指示で動けない、
不器用で制作課題に参加しようとしない、
など。
その子の特性を一緒に確認し、
どう関わったらよいかを検討、
対応を提案し、経過を継続フォロー。
その後、徐々に言葉が増え、
文章が出るようになり、
園でのルーチンも身に付いてきました。
お母さんが嬉しそうに話します。
ある日、「ママだいすきー」って言ったんです。
不明瞭で聞き取りにくくて、
何と言ったか分かるまでに、時間がかかりましたが、
伝わりました。
言葉で伝える楽しさを知ったようで、
日々お母さんに園で何があったか
話して聞かせるようになりました。
言葉の力がぐっと伸びる時期に入ったのでしょう。
そして、お母さんが続けます。
言葉が伸びると同時に、
何も言わないのにオムツも取れたんです。
あぁ、と思いました。
時々聞くのです。
何かひとつ、ぐいっと伸びる時、
他のことも、ぐっと伸びて出来るようになった!
という話を。
脳の中で新たな神経回路が繋がると同時に、
他の回路も繋ぎ替えが行われ、
全体がバージョンアップしているかのよう。
ひとつ出来るようになったから、
ひとつの回路が繋がるのではなく、
他の回路にも影響を与えるのだろう、と思っています。
子どもの発達って、ずーっと一本調子で伸びるのではなく、
停滞する時期があって、ぐんっと伸びて、
また停滞する時期に入って・・・と
まるで階段のように進んで行くパターンもある。
踊り場の時期はもどかしく、
ハラハラすることもあるかも知れませんが、
必ず次の一段上がるから!と、信じて見守りつつ
サポートしてあげて下さいね。
こんばんは。
雨、晴れ、曇り、霰、晴れ、曇りと変化が多く、
再びぐっと冷え込んだ温泉津です。
今日は子どもの学びについて書いてみます。
1歳半健診に行きました。
今回も色んな子がやって来ます。
ひょこっと戸口から顔を出してじっと見ている子、
トコトコと入って来てアンパンマンを指さす子、
泣きながら抱っこされて入室する子、
などなど。
お母さんと一緒に入ってきた男の子。
まず抱っこで座ってもらい、聴診、視診、触診・・・
診察中、じっとこちらを見ています。
ベッドでの診察、歩き方のチェック、
すんなり終了。
診察後は、お母さんからの質問に答えていきます。
便秘がちで3日に1回のペースで自力排便。
しっかり水分を取ると、柔らいウンチになるけれど、
基本的には固いウンチ。
固いウンチを出す時はおしりが痛い。
本人も嫌なようで、ウンチをするのがイヤで
泣くこともあるとのこと。
お腹の中で便が留まるとどうなるのか?、
食事の内容と便の状態との関係、
腸内環境についての話、
体を動かすことと便秘、など
お母さんとやり取りします。
話をしながら手を洗ったり、
手を拭いたり、
椅子を動かしたりする私を、
男の子は立ったままじーっと目で追っています。
目に入ってくる情報を全て記憶し、咀嚼しているかのよう。
子どもは起きている時に様々な感覚刺激を受けて、
情報をインプットしていきます。
そして、寝ている間にそれらの情報を整理し、
要るものは記憶として残し、
要らないものは削除していると言われます。
起きて学んで、寝て整理して、
の繰り返しで、より賢くなっていきます。
この子が見ている私の動作は、
必要な情報として彼の記憶に残るのでしょうか?
時々刻々と学び続ける子ども達に
どんな環境を提供し、何を経験させるか?
大事だなと思います。
子どもの学びの環境を整えること、
日々の中で少し意識してあげて下さいね。