こんばんは。
日中は素晴らしく晴れ、星空も美しい温泉津です。
今日は発達と睡眠について書こうと思います。
4歳の女の子とお母さんが、発達相談に来られました。
マイペースで集団参加が難しい、
こだわりがある、
手先が不器用、
などの指摘があり、
保育園の先生からの促しで受診です。
診察室へは抵抗なくスタスタと入室し、
目に入った玩具へと一目散に向かいました。
玩具を手に取り、遊び始め、お母さんの声掛けや促しでは着席しません。
しばらく遊んだ後、お母さんの丁寧な声掛けで、一旦着席しました。
言葉でのやり取りに応じましたが、ちぐはぐで、
問いかけにはズレた答えが返って来ます。
すぐに気が逸れ、机の上にあった玩具の箱へと注意が移りました。
絵を描いてもらうよう提案すると、
機嫌よく同意し、イキイキと描き始めました。
肩や手に力が入り、色鉛筆の使い方に、ぎこちなさがあります。
行動や様子を見ていると、発達特性があると感じます。
加えて気になるのは、目の下のクマ。
白い肌にくっきりと目立ちます。
お母さんに話を聞くと、寝つきが悪く就寝が23時頃とのこと。
場合によっては0時をまわることも。
朝は7時頃起床。
4歳の子にとっては、少ない睡眠時間です。
私達が眠っている間に、体内では一体何が起きているのか?
身体の疲労回復、
脳自体のメンテナンスとクリーニング、
記憶の定着、
脳神経回路の整理、
などなど、
実に様々で大事なことが行われています。
では、眠りが不足するとどうなるか?
イライラしやすくなったり、
ぼーっとしたり、
ダルさを感じたり、
うっかりミスを連発したり、
やる気が無くなったり・・・
そんな経験ありますよね?
特性のあるお子さんの場合、
睡眠が不足すると、より特性が目立つこともあります。
十分な長さの質のよい睡眠はとても大事。
実際、睡眠の状態が改善したことで、
日中の行動が落ち着き、
発達がぐんっと進んだ子達もいます。
夜の睡眠の準備は、朝起きた時から始まっています。
まずは早起きから。
家族ぐるみで取り組んでもらえるといいなと思います。
こんばんは。
雨、晴れ、曇り、霰、晴れ、曇りと変化が多く、
再びぐっと冷え込んだ温泉津です。
今日は子どもの学びについて書いてみます。
1歳半健診に行きました。
今回も色んな子がやって来ます。
ひょこっと戸口から顔を出してじっと見ている子、
トコトコと入って来てアンパンマンを指さす子、
泣きながら抱っこされて入室する子、
などなど。
お母さんと一緒に入ってきた男の子。
まず抱っこで座ってもらい、聴診、視診、触診・・・
診察中、じっとこちらを見ています。
ベッドでの診察、歩き方のチェック、
すんなり終了。
診察後は、お母さんからの質問に答えていきます。
便秘がちで3日に1回のペースで自力排便。
しっかり水分を取ると、柔らいウンチになるけれど、
基本的には固いウンチ。
固いウンチを出す時はおしりが痛い。
本人も嫌なようで、ウンチをするのがイヤで
泣くこともあるとのこと。
お腹の中で便が留まるとどうなるのか?、
食事の内容と便の状態との関係、
腸内環境についての話、
体を動かすことと便秘、など
お母さんとやり取りします。
話をしながら手を洗ったり、
手を拭いたり、
椅子を動かしたりする私を、
男の子は立ったままじーっと目で追っています。
目に入ってくる情報を全て記憶し、咀嚼しているかのよう。
子どもは起きている時に様々な感覚刺激を受けて、
情報をインプットしていきます。
そして、寝ている間にそれらの情報を整理し、
要るものは記憶として残し、
要らないものは削除していると言われます。
起きて学んで、寝て整理して、
の繰り返しで、より賢くなっていきます。
この子が見ている私の動作は、
必要な情報として彼の記憶に残るのでしょうか?
時々刻々と学び続ける子ども達に
どんな環境を提供し、何を経験させるか?
大事だなと思います。
子どもの学びの環境を整えること、
日々の中で少し意識してあげて下さいね。