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Yunotsu Kodomo Note
2026.03.16 - 9:37 PM Yunotsu Kodomo Note

左を向きたい

こんばんは。

空気は冷たいけれど、久々に一日よく晴れた温泉津です。

今日は、体の左右差について書こうと思います。

3カ月の赤ちゃんがご両親に連れられて来ました。

体が歪んでいるのが気になるとのこと。

新生児期の頼りなげな様子が抜けて来て、

3カ月ながら顔つきや肌の感じも

しっかりしてきています。

じっと視線を合わせ、きれいに追視します。

笑いかけると笑い返してくれます。

両手が同時に動くこともありますが、

片方の手を口に運ぶ様子もあります。

左への向き癖があるようですが、

ご両親の関りで右へも向き、

正中にもしっかりと頭を維持します。

股関節は左への向き癖の影響で

右側が若干硬め。

大腿の皺に左右差もあります。

うつ伏せにすると、

確かに、背中が曲がっています。

右に凸に湾曲。

背骨がどうというわけではなく、

左への向き癖が影響している

と考えられました。

うつ伏せにした時にも

頭は左へと向きやすく、重心が右に偏っています。

股関節は左の方が開きやすく、

右は真っすぐになりがち。

仰向けと同様に、

頭を正中にあるいは右向きへと促すこと、

体幹から下半身が真っすぐになるよう

姿勢を整えることをお伝えしました。

向き癖から体全体の左右差や、

体の使い方の左右差へと繋がることはあります。

人の体は完全に左右対称

というわけではありませんが、

小さいうちは出来るだけ

大きな左右差なく進んで行くといいな

と思っています。

しかし、お父さん、お母さんは

この赤ちゃんのことをよく見ているな

と感心です。

追視やあやし笑いや表情の豊かさからも、

しっかりと関心を向けられ、

相手をしてもらっているのだろうな

と感じるところがありました。

赤ちゃんの様子には

周囲の環境が反映されているのですね。

Yunotsu Kodomo Note

2026.03.18
眠りと経験と

こんばんは。

一日雨が降り続いた温泉津です。

今日は睡眠について書いてみます。

親子参加のお話会を開催しました。

テーマは子どもと睡眠。

睡眠とは?

睡眠中に体の中で何が起きているのか?

体内リズムと睡眠、

脳の成熟と睡眠、

子どもにとっての睡眠の意義、

睡眠と発達、

などについて、雑談も交え脱線しながらお話しました。

睡眠に関しては、まだまだ分からないことも多いです。

一方で、新たに分かってきていることもあります。

睡眠のステージにはレム睡眠、ノンレム睡眠がありますが、

覚醒、レム睡眠、ノンレム睡眠をパソコンに例えると、

覚醒はオンラインで起動している状態、

レム睡眠はオフラインで起動している状態、

ノンレム睡眠はスリープモード

に例えられるそうです。

ノンレム睡眠、つまり眠っている状態であっても、

覚醒時と同様に起動し、働いているわけです。

睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを

繰り返すのですが、

子どもはレム睡眠の割合が多い、ということが分かっています。

では、レム睡眠中に何が起きているのか?

色々あるようですが、

ひとつには脳神経細胞の繋がりの整理と固定が

行われていると考えられています。

脳神経細胞の繋がりの整理と固定。

人は起きている時に

様々な外部からの刺激を受け、

経験を積んでいます。

そして、寝ている間のレム睡眠中に

それらの経験のうち、

何を記憶として残し、何を削除するのか?を

選択していると考えられているのです。

赤ちゃんや子どもは基本的によく眠ります。

夜の間も日中も。

寝て、起きて遊んで、また寝て、起きて遊んで、また寝て。

起きている間の経験(遊び)が、

寝ている間に整理され記憶される。

子どもにとって経験することと同様に、

眠ることはとても重要な行為なのです。

人は眠ることで賢くなるとは、

古代ギリシャ時代から知られた事実だそう。

経験と睡眠、子どもにとって大事なふたつの柱。

日々の中でどうぞ意識してみてあげて下さいね。