こんばんは。
朝一旦止んだ雨がまた降ったり、止んだり、
日が差したりと変化の多い温泉津です。
今日は言葉への関りについて書いてみます。
運動発達でフォローしていた男の子。
言葉の遅れが気になると、お母さん。
1歳半健診で未歩行で、運動発達に関して、
経過フォロー開始となりました。
全体的に体が柔らかく、
姿勢保持が不安定なところがありましたが、
2歳前には歩き始め、徐々に安定してきました。
まだペタペタとした歩き方ではありますが、
色んな地面を経験していくことで、
より上手になっていくと思われます。
階段も手摺を持って、一段ずつ足を揃えて
上りも下りも出来るようになりました。
言葉は?というと、
まだ数単語が出るのみです。
簡単な指示は理解出来ているようで、
言葉かけに従って行動します。
診察室での様子を見ると、
人より玩具への関心が高く
マイペースに遊びます。
困りごとや要求があると、
傍にいる人へとチラッと視線を向け、
ちょっとしたジェスチャーで
伝えようとしますが、
気付いてもらえないと
すぐに諦めてしまいます。
大人が遊びに介入していくと、
最初は戸惑うものの、楽しくなって
もっと共有したい気持ちが湧いて来るようです。
もう一回?と言いながら人差し指で「1」と、
男の子に向かって繰り返しやってみせると、
もう一回と真似します。
そして、やって見せる前に
自ら要求を発信し始めました。
家ではどうかというと、
大抵はお母さんが先回りして対応されるので、
男の子が発信する必要性があまりなく、
大きな困り感はなさそうです。
言葉を増やしていく前に、
まずは誰かに伝えたい気持ち、
誰かと楽しさを共有したい気持ちを
もっと盛り上げていくことが必要そう。
伝えて、伝わって、
伝わる喜びを日々感じられる。
そんな環境と関りを男の子の周囲に
作って行けたらと思います。
こんばんは。
温泉津こどもクリニックです。
保育園を訪ねて行きました。
園庭で子ども達が遊んでいます。
こちらに気付いて「何しに来たの?」と聞く子、
「ダンゴムシ!」と虫カゴを見せにくる子、
こちらをジッと見たまま固まっている子、
様々です。
風が吹いて、桜が舞ってキャーっと楽しそう。
「もう!桜が邪魔する!」と言いながら、
せっせと花びらを摘まんでいる子もいます。
園の先生が言います。
あの子が少し気になるんです。
年中さんの女の子。
スローペースにマイペースで
活動に参加しています。
一斉指示で動けない訳ではありません。
けれどテンポが遅くて、
他の子と同時には動けていません。
動きが止まっていることもあります。
時に別のことを始めてしまうことも。
個別に声掛けをして促すと
おっとりと応じます。
身の回りのことは自分で出来るし、
大人しくて優しいので
他の子とトラブルになることもまずありません。
けれど、このまま小学校に上がったら?
他の子ども達に、学習に、ついていけるだろうか?
先生が心配しています。
小学校に上がると
保育園程の手厚さで関わってもらうことが
難しくなります。
先生の目が届かない時間が増えます。
毎日新しいことを学んでいく環境に
身を置くことになります。
大人しくてトラブルを起こすこともないと、
困っていることに気付いてもらいにくいことがあります。
今のうちから何らかの支援に
つながった方がよいのではないか?
保護者さんは特に気にされている様子もなく、
必要性も感じられていないようです。
集団の中だからこそ、
多くの子ども達を見ているからこそ、
見えてくる子どもの姿があります。
どうしたら必要な支援に繋げていけるのか?
もどかしいことも多々あるのです。