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古い建築物が大好きな知人に誘ってもらい、
宍道の木幡家住宅を見に行った。
木幡家住宅は江戸時代に建てられた大きな町家で、
令和元年から保存修理が行われているのだが、
一般公開中で中に入ることが出来るという。
ヘルメットをして、
防音シートに包まれた建物の中に入る。
ガラン、としていた。
その空間の大きさに圧倒される。
古い民家をイメージしていったのだが、
規模がイメージとは全く異なる。
巨大な主屋は一旦解体され、
部材の補修が終了し、
組み立てが始まったところのようだった。
むき出しの柱と梁。
金属パイプで組まれた無数の足場。
江戸、明治、大正と時代を経て
改造、増築が繰り返されてきた巨大な屋敷。
建築に詳しい知人が、
現場の方の話を聞き、
質問をしている。
素人の私には何のことだか、
チンプンカンプンだった。
この大きさを支えるには、柱が細いんです。
あそこに穴があるので、柱を入れるつもりだったようです。
この部分とこの部分とでは、梁の構造が異なります。
へぇー、ふーん、と、
よく分からないながらに説明を聞き、
なるほど本当だ、と、
すぐ目の前にある木材を見ながら確認する。
現場で実際にやりながら改造していったのでしょう、
と係の方が仰った。
すぐ目の前にある深い茶色の梁に目をやる。
ここにある古材は、
遠い昔に実在した人が試行錯誤した痕跡であり、
確かに人の手が扱ったものなのだった。
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小児科
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